「VECTOR」個別レビュー3回目
これ書きながら記事の掲載予定スライドしていたら、8月まで掲載予定が飛んでいた←
 

ハンプティダンプティ/BLUE ENCOUNT ★★★★★

 

バンドでラップをするスタイルといえば、Dragon AshやRIZE、山嵐といった日本三大ミクスチャーバンドが築き上げたもの

 

この曲も先代が築いたものに則ったものでありますが、カッティングが中心でビートロック寄りであることがミソ
曲そのものもハイハットオープンを効果的に使用したドラムやサビでスラップを鳴らしまくるベースからなるリズム隊が先導しています
一方で歌詞は不祥事や失言を執拗に叩く社会を痛烈に皮肉ったもの
批判するよりも称えあったりした方がいいとバンドの考えを伝えた上で、一かバチがでも挑戦してみようよというメッセージも
まあ最近は隙あらばバッシングだもんね、ここのところ
それでメディアが埋め尽くされるというのは見てられないからこの曲を聞いて少しでも改心する方が出てくればいいなあ

 
 
resistance/BLUE ENCOUNT ★★★★★
曲名は「反逆者」という意味
その名前にも負けないような強靭でハードなサウンドが持ち味の曲です
ハードコアを意識したのか、全体的に音は重め
そのためベースのうねりもいつもとかわって聞こえてくるし、最後のサビ前のブレイクダウンはかなりテンポが遅くなるので余計にヘビー
そこに加わるギターソロはメロディアスなので、視界を少し明るくするという意味でも機能してますね
そしてこの曲の歌詞はかなり攻めてますね
ゴシップへの批判にはじまり、「右へならえ」主義への皮肉と社会風刺気味
これを日本語詞にしたら叩かれたかもしれない
でもこう書くと、「守りに入んな‼」って意見を言う人もいるでしょう
ですが本当に作詞が上手い方は隠喩したり、英語にすることによってメッセージを正しく解釈してくれる方に届けるようにしてます
だからブルエンもその領域に近づき来つつあるんですよ
昔から英語詞あったけどさ

 
resistance resistance
250円
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今回のブルエンの個別レビュー、まだ続くんだよな
どこまで記事がスライドされるんだろ