個別レビュー第2回
思った以上に早く完成して驚いている
LULU/SIX LOUNGE ★★★★★
演奏時間はわずか2分半ですが、これもリードトラック
性急かつ勢いのあるロックンロール
ただ大きく違うのはドラムの手数が多いこと
ツービートで進行されているのでロックンロールというよりはパンキッシュな部分が強いですね
従ってベースは非常にシンプルで分かりやすい流れ
ギターはストロークを鳴らしまくり
でも主役はドラム
終盤のシンバル連打で拳を挙げてしまうのが容易に想像できます
でこの曲もエロい(笑)
ラブホやあるワンルームで繰り広げられているあれがテーマ
「左に回っていた 時計が 狂いだす…」というフレーズがミソ
とりあえず学生さんはこの曲の歌詞の意味を知らない方がいいと思います、はい
SUMMER PIXY LADY/SIX LOUNGE ★★★★★
他のアルバム収録曲と比較すると、少し作風が異なるのがこの曲
激しさはそこまでなく、むしろこのバンドの曲では聞かせる方
それはそこまで前線に出てこないベーシスト、イワオがグルーヴィなベースを奏で、ナガマツがビートを刻んでいるからこそ
加えて描かれているのはちょっぴり切ない夏の物語
故にアルバムの中でも変化球的立ち位置として印象に残ります
この曲でギターのヤマグチはバッキングを務めていますが、脳裏に浮かぶのはASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ブルートレイン」
洋楽からの影響が強いバンドですが、少なからずアジカンからの影響も受けてみたいですね
まあKEYTALKや04 Limited Sazabys、といったシーンの中心バンドがルーツにアジカンを公言してますし、今後来るバンドはますますアジカンの影を感じることになるでしょうね
これ掲載しているの6月頃だと思うけど、5月中旬熱すぎ…