個別レビュー3回目
ここに載せる楽曲感想が完成した段階で翌日のも半分できていますが、ある曲の感想に苦しんでいます

MIDNIGHT JUNGLE/UNISON SQUARE GARDEN ★★★★★
一昨年リリースされた「Dr.lzzy」のツアーの終盤である新曲が演奏されたとの情報が入ってましたが、その新曲とはどうやらこの曲とのこと(「MUSICA」)
同誌にはリリース前にも関わらず田淵の全曲解説が掲載され、勿論この曲も掲載されたのでしたが、鹿野氏がガレージパンクと指摘した通りTKOがやりたいようにドラムを叩きまくっています(笑)
しかもユニゾンでは珍しいツービートを使用
用いられたのは「ため息 shotting the moon」以来かな?
そんなわけで当然フォーカスはドラムになるわけですが、ドラムの音が消えたら他の楽器に視線が行くわけで田淵のベースソロがその分かっこよく聞こえてしまうわけです
このアルバムは「夜」にまつわる曲が何気に多いのですが、この曲も夜がテーマ
それも仕事後のお祭り騒ぎのよう
「一つずつ消して行こう 世界で一番汚くて美しい心」と素晴らしい明日を迎えるためにモヤモヤを焼却してしまえと言わんばかりのこの曲
歌詞に「テキーラ‼」も出てきますし、フェスでは定番になるかもしれない

MIDNIGHT JUNGLEMIDNIGHT JUNGLE
250円
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フィクションフリーククライシス/UNISON SQUARE GARDEN ★★★★★
今回のアルバムの肝となったのは「オーケストラ〜」、「君の瞳に〜」の2曲ですが、アルバムのバランスを考慮して製作されたこの曲こそがアルバム最大の衝撃曲
これが原因で「ラディアルナイトチェイサー」はカップリングに追いやられました(汗)
簡単にいえば斎藤のカッティングが印象的で、田淵とTKOが一定のグルーヴを築いていくのですが、斎藤のギターソロを皮切りに雰囲気は一変
急にギターロックサウンドに変貌し、ファンキーな曲調に回帰はするのですが、同じようでかなり変化(A→A´みたいな感じ)
これだけでもインパクトあるのですが、「SF中毒です」から始まる歌詞が破壊力に更なる拍車を
田淵によればアメリカのSF映画のオチに疑問を呈するものとのこと
確かにアメリカのSF映画っていつも着地に失敗してるからな
なおこの曲、1日で完成したとのこと
天才か

明日でようやくユニゾンのレビュー終了
しばらくは好きなように書けるな…