本来このブログは1日1記事公開を前提にブログを運営しています

ですが今回はその前提を破り、2度目の更新に至ります

 

さて今日は新譜の発売日ですね

皆さん、好きなアーティストの新作を手に取りましたか?

ダウンロードする方もいればストリーミング再生で聞く方もいるし、CDで買われる方もいるなど聞き方は人それぞれでしょう

僕も近日中にブルエンの新作を聞く予定です※配送がもう少し先みたいです

 

でこの日はある意味注目していた作品がありました

菅田将暉のアルバム「PLAY」、そこに収録されている「茜色の夕日」のカバーです

またこれか!!と思った方、まあ落ち着いてくれ

これはしっかりカバーを聞いた上で書いているから

炎上も覚悟している、いや上等だ!!

 

というわけで菅田将暉のカバーを聞いて見た

その後本家のオリジナルも聞いた

 

ダメだろこれは

いやこれ、カバーでも何でもないわ

 
ここまで酷いカバーは初めてかもしれない
まさかEXILEの「真夏の果実」のカバーがまともに見える日が来るとは
 
普通カバーって原曲への思い、リスペクトが出るもの
もしくはそれをいかに自分のものに染め上げるか
例えば9mm Parabellum BulletがSpitzの「ロビンソン」をカバーしたとき、賛否両論になったのは有名でしょう
でもあれはしっかり原型をとどめていた
あの曲の象徴、テツヤの切ないアルペジオがしっかり残っていたからだ
だからあのカバー、僕は興奮した
 
例えばTHE BACK HORNがストレイテナーの「シンクロ」をカバーしたとき
バクホンのメンバーに鍵盤奏者は存在しない
だがそれでも4人で忠実にまであの名曲を再現した
バクホンからテナーへの愛、それがここにはにじみ出ていた
今年はその逆もあるかもしれない
 
しかし菅田将暉のカバー
信じられないものを見てしまった
弾き語りという名のカラオケというべきだろうか
全然リスペクトを感じないのだ
エモーショナルになるパートもほとんどない
別の言葉で当てはまればやらされている感
愛を全く感じなかった
これをカバーと呼んで良いのか?
 

 

その後オリジナルを聞いた

4年前の武道館

志村さん愛用の帽子がステージにセッティングされている中、彼の歌声を同期させた形で演奏されたあの日の光景が蘇る

周囲にいた方は誰もが泣き崩れていた

僕も涙腺崩壊しかけていた

そして感じた

やはりこの曲は志村さん以外が歌ってはならないんだと

志村さんにしかこの曲は歌えないんだ

 

名曲のカバーを否定するわけではない

だが名曲は名曲でもファンから見たらカバーして欲しくない曲だってあるのだ

今回の「茜色の夕日」のように

 

頼むからこの曲を菅田将暉のオリジナルにしないでくれ

この曲は志村さんの魂そのものだから

フジファンからの率直な感想でした