すいません
たいへんお待たせいたしました
打首のレビュー、後編です‼

歯痛くて feat. Dr.COYASS/打首獄門同好会 ★★★★★
アルバム発売前にPVが公開されたDr.COYASS(ex.デブパレード)とのコラボ曲
タイトルだけで察する方も多いと思われますがテーマはもちろん虫歯
虫歯や歯槽膿漏について医師でもあるDr.COYASSが行うラップはシリアスですが、サビはほぼ西野カナの「会いたくて 会いたくて」のパロディー(笑)
更に48の「会いたかった」のサビをほぼまんま使うなどパロディーネタ満載
しかしいくらグルーヴィなベースで踊らせても、ヘビィなサウンドを鳴らしても、合いの手を「tooth」にしたって怖いものは怖い
虫歯になったとき、聞きたくない曲文句なしの殿堂入り


数多の数奇な物語/打首獄門同好会 ★★★★★
単刀直入に説明すると言い訳の歌
それも学生だろうが社会人だろうが、逃れることはできない遅刻がテーマです
シンプルでハードなリフやドラミングがぎっしりと詰め込まれているだけにラウドロックリスナーにはたまらない
逆に歌詞は一歩間違えれば、フィクションからノンフィクションに変わってしまうだけに笑えない深刻なもの
まあ言い訳は行けませんが
…てか社会人になったら遅延を含め原則遅刻は駄目だからね
遅れる前提で通勤しましょう

もつ鍋が呼んでいる/打首獄門同好会 ★★★★★
「きのこの山とたけのこの里」、「魚介類」、「納豆」と来てこのアルバムの食べ物シリーズの〆は「もつ鍋」
居酒屋でよく見られる鍋料理が題材です
Aメロ前のドラム、ギターリフが激しくベースもうねりにうねるので一見ハードなロック
ですがふたを開ければなんとバラードと驚愕の展開へ
確かにLUNKHEADが過去にバラード「うちにかえろう」でシチューをテーマのひとつに添えているけど…
ただこの曲、「もつ鍋」への愛情をテーマにしているだけではないんですよね
「冬の風」、「世知辛さ」というフレーズを出すことに冷たい世の中を「もつ鍋」を食べることで心を暖め、また明日も頑張ろうとエールを送る歌でもあるのです
「帰る前に」がミソ
誰もいない孤独な我が家に帰る前に賑やかな居酒屋で食べることに意味があるのです
仕事が行き詰まるであろう水曜日に聞きたい歌ですね

とりあえずちゃんと書けてよかった…
今かなり、たまってますからね…
バクホンのレビュー書こうとして3ヶ月経過したからなあ…