今回紹介するこのアルバム、実は2009年にリリースされたものです
バンドは既に解散してますが、明日一時的に(？)復活します
なぜ、今になってこのアルバムを取り上げるか
それはこのバンド、phatmans after schoolの前身バンドだからです
ヨシダタクミとユタニシンヤは前身バンドから在籍していました
pasの初期はバンプの影響が強く、タクミの描く世界観も死生観が濃く、全体的な暗い作風になっていました
そのpasの初期よりはるか前、UnLimitedの作品はというとpas以上にバンプの影響が出ていました(笑)
現在もpasはバンプの影響を所々感じさせますが、明らかに藤原が使いそうなメロディーラインが聞こえる「Opening」、「カルマ」を彷彿させるギターロックの「Bullet」、更に弾き語りからはじまる「For rest」、Unlimitedの頃は打ち込みがほとんど用いられてないので、バンプからダイレクトで影響を食らってるいることが露骨に現れています(やたらアルペジオが用いられているので、アジカンの影響も若干感じる)
また今でこそpasは耳によく残るメロディーが強みとなってますが、この時期はメロディーが弱い…
どこかで見たことのあるフレーズやメロディーが多く、まだまだ発展途上の段階だったのでしょう
ただ、今のpasへの伏線となる曲も多く、打ち込みを取り入れたことが現在ルーツにあるエレクトロミュージックに繋がる梯子となったであろう「Again」、pasの大きな特徴であるメロディーの開花目前を匂わせる「ヒメボタル」などこのアルバムがなかったら今のpasは存在しなかったでしょう
一方で歌詞の世界観は生と死、喪失とヨシダタクミの死生観はこの頃から
社会に馴染めずさ迷い仕事に殺される現代を描いた「Bullet」、自分を見失ってしまった主人公の姿が「For rest」で描写され、命の理由をホタルに代弁させた「ヒメボタル」
才能の片鱗は早くも顕現してるといっても過言ではありません
なによりこのアルバム、「Opening」から「Transmigration」まで物語が繋がっています
これは社会に足を踏み入れた主人公の日記と伝えるとわかりやすいかも…
リリースが2009年、5年以上も前でまだまだ秘めたポテンシャルが覚醒してないだけに、「う～ん」と感じる人も多いかもしれません
ただpasが好きな方、最近興味を持った方はpasの始まりであるこの作品、聞くことを強く勧めます
むしろ最近聞き始めた方はここから順番に、最新作「過去現在未来進行形」と遡ると変化が分かって面白いかも
そしてこのアルバムで頻出した「夢」というキーワードは最新作に繋がります
バンドは既に解散してますが、明日一時的に(？)復活します
なぜ、今になってこのアルバムを取り上げるか
それはこのバンド、phatmans after schoolの前身バンドだからです
ヨシダタクミとユタニシンヤは前身バンドから在籍していました
pasの初期はバンプの影響が強く、タクミの描く世界観も死生観が濃く、全体的な暗い作風になっていました
そのpasの初期よりはるか前、UnLimitedの作品はというとpas以上にバンプの影響が出ていました(笑)
現在もpasはバンプの影響を所々感じさせますが、明らかに藤原が使いそうなメロディーラインが聞こえる「Opening」、「カルマ」を彷彿させるギターロックの「Bullet」、更に弾き語りからはじまる「For rest」、Unlimitedの頃は打ち込みがほとんど用いられてないので、バンプからダイレクトで影響を食らってるいることが露骨に現れています(やたらアルペジオが用いられているので、アジカンの影響も若干感じる)
また今でこそpasは耳によく残るメロディーが強みとなってますが、この時期はメロディーが弱い…
どこかで見たことのあるフレーズやメロディーが多く、まだまだ発展途上の段階だったのでしょう
ただ、今のpasへの伏線となる曲も多く、打ち込みを取り入れたことが現在ルーツにあるエレクトロミュージックに繋がる梯子となったであろう「Again」、pasの大きな特徴であるメロディーの開花目前を匂わせる「ヒメボタル」などこのアルバムがなかったら今のpasは存在しなかったでしょう
一方で歌詞の世界観は生と死、喪失とヨシダタクミの死生観はこの頃から
社会に馴染めずさ迷い仕事に殺される現代を描いた「Bullet」、自分を見失ってしまった主人公の姿が「For rest」で描写され、命の理由をホタルに代弁させた「ヒメボタル」
才能の片鱗は早くも顕現してるといっても過言ではありません
なによりこのアルバム、「Opening」から「Transmigration」まで物語が繋がっています
これは社会に足を踏み入れた主人公の日記と伝えるとわかりやすいかも…
リリースが2009年、5年以上も前でまだまだ秘めたポテンシャルが覚醒してないだけに、「う～ん」と感じる人も多いかもしれません
ただpasが好きな方、最近興味を持った方はpasの始まりであるこの作品、聞くことを強く勧めます
むしろ最近聞き始めた方はここから順番に、最新作「過去現在未来進行形」と遡ると変化が分かって面白いかも
そしてこのアルバムで頻出した「夢」というキーワードは最新作に繋がります