以前、簡易レビューでワンオクの最新作をレビューしましたが、ここからは数回に渡りアルバムに収録された最新曲の感想を書きます(先行の「Taking off」、「Always coming back」、「Bedroom Warfare」は2016年11月前のリリースなので除きます)

赤字はA面曲、青字はB面曲、紫字はアルバム

 


Bombs away/ONE OK ROCK ★★★★
スタジアム、アリーナで鳴らされることを当然としたイントロダクションに続くオープニング
これまでのアルバムなら1曲目はヘビー、もしくはキャッチーな曲を置いてましたが今回はいきなりスルメ
陽性の打ち込みが不穏な気配を煽り、ファーストインプレッションはパンドラの箱を開けた感覚
ドラムは人力でEDMぽくしたり細かいおかずが盛り込まれてますが、ギターとベースは信じられないほどシンプル
ギターに至ってはほとんどパワーコードです
おまけに歌詞が挑発的
ネットで和訳を見たんですが、「昔のような曲を聞きたい‼」と言ってくるリスナーを一蹴するリリックが序盤から来ます
そして現状維持を嫌うバンドの姿勢、Takaのコメント、それがここにも
ナビゲーターというよりは門番
いきなり飛ばす方が続出しそうな可能性を孕ませるほど初聴では違和感を感じる曲と見ました

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We are/ONE OK ROCK ★★★★★
先行シングルだった「Taking Off」を挟みアルバムのリード曲
外面は美しく見えるも内面はワンオクとは思えないほどシンプル
これをリード曲に持ってくるとは…
ラウド要素は皆無ですし、構成も引き算引き算引き算
インタビューでTakaの歌声を引き立てたるような曲作りをしたと話してましたが、その象徴がまさにこれではないでしょうか
それでもこの曲はワンオク
簡易レビューでも書きましたが、この曲から一気にエンジンがかかり、雰囲気を一変させました
ギミックがないようでそこにあるのは力強さと熱さ
全ての人々、いや特に若者へ送る新しいアンセムです
視聴用↓↓


なんか楽曲感想再開してから、文が長くなったような…