30歳を過ぎて、文具店でアルバイトをしました。

吹けば飛ぶような古い店でした。

3年間頑張りましたが、最後まで商品をすべて把握はしきれませんでした。とにかく商品の多いこと!

印刷物やハンコ、中には表札の作成なども受け付けました。

午前中は商品の搬入などあり忙しく立ち働きましたが、午後はお客さまも少なく、割と暇でした。レジで眠ってしまったのも1度や2度ではありません。

楽しかったのは商品の在庫チェック。たまたま取り寄せた商品が入荷してすぐ売れたことなどはやりがいの素となりました。

ボールペンの試し書きの用紙にジャン・コクトーの絵を模して描いていったお客さま。粋です。

ボールペンの芯を替えてあげたお客さま。『さすがプロね!』うーん、ありがとうございます。

1年に1度の棚卸し。毎年1日で終わる訳もなく、何週間も延びてしまいました。

ずっと続けたかった仕事でしたが、店の経営が危うく、最後は退職勧告され辞めざるを得ませんでした。

失敗ばかりでしたが、今では貴重な思い出です。