先日、思いもしなかった、
美味しい魚を初めて食べました
ハマダイです
最初、尾長鯛という呼び名が分らず、
タチウオと共に食べるしゃぶしゃぶが出て、
ネット検索で、
和名ハマダイと知りました
突然の憧れの魚です
ハマダイ(スズキ亜目フエダイ科ハマダイ属)、
タイ科ではないあやかりダイとはいえますが、
魚屋の店頭にも並ばず、
滅多に食べられる機会もない高級魚です
一緒にいた家族は、
タイよりタチウオの、
生に近いしゃぶしゃぶが珍しく、
タイだったら美味しいながら普通の魚、という、
私にとっては残念な薄い反応
数切れの薄造りの切り身のしゃぶしゃぶは、
おそらくお高いのに逆に味がもう1つが分らない、
残念な話でした
ネットで調べて初めてオナガダイが、
ハマダイの、東京での方言と知りましたが、
だいたい東京にいた時代、
一度でも魚屋でもスーパーでも、
売られている姿を見たことがありませんでした
伊豆諸島沖で採られる魚とは聞いていましたが、
まだまだ私は魚類の多様性を知らないと、
思わされた機会でした
ハマダイは姿としては、
イトヨリダイ(スズキ亜目イトヨリダイ科イトヨリダイ属)
にとても良く似ていて、
イトヨリダイでは尾鰭の上端が伸びているのに対し、
上下両方とも伸びた姿、
伊豆諸島沖の200m以深で取れるとは、
あまり思えない、
「普通」
の綺麗な魚です
しゃぶしゃぶの切り身を1つ、
生で食べてみましたが、
甘味が強いながら脂分は少なく、
近年人気がある種の魚とは、
言えないかも知れません
ところで深海魚が「ハマ」ダイとは、
変に思うところです
ですが伊豆諸島沖にはもう1種、
絶対に浜辺には来ない、
ハマトビウオもいます
ハマという言葉が、なぜこの子らに付けられたか、
①ハマは古語で大きいという意味
②海一般の表現
いずれも伊豆諸島でも江戸前でも、
あまりピンと来ない呼び名です
伊豆大島で数十年前、年配の方から、
前=海岸でなくハマ=波間=沖に、
トビウオがいるからあれがハマトビウオと、
聞いたことがあります
その1度だけの話で、
どれだけ共通性があるかは不明ですが、
もしかしたら、伊豆諸島沖の、
深海にしかいないからこそ、
ハマダイと呼ばれても、
おかしくないかも知れません
この秋、数回、
台風や豪雨が伊豆諸島を襲いました
ちょうど今も、
台風の傷跡が残る八丈島や青ヶ島で、
大量の雨が降っているはずです
大過ないことを願います
ただの空想ですが、
•••Gloria in excelsis Deo. Et in terra pax hominibus•••
高きところ(海面)のハマトビウオも、
低きところ(深海)のハマダイも、
声を合わせて、みなの平安を願い、
歌うという幻が、
伊豆諸島にも、世界中にも、
満溢れますように、つい思います(2025.10)
