ウナギの話、今回は短く

 

今年(2024年)はウナギの価格が高騰し、

かつこれまで(6月上旬)のところ、養殖に用いる稚魚の捕獲数も減少とのこと

ウナギの需要が増す時期に入っていますが、

とりあえず私は、

見極めのための情報が少ないこともあり、

当分、ウナギ保護にも私の財布の保護にも反する、

ウナギ購入は、もう少し控え続けようかと

 

余談ですが、

フランス料理が、高級料理の代名詞として、

世界を席巻したのは、

近代フランス料理で、レシピを秘伝としない、

共通理解があったからとのこと

つまり自ら開発した、

最高の味を生出す調理法を、弟子だけに相伝するのでなく、

広く一般公開し、結果、

世界中にレベルの高いフランス料理店が出来、

新しい顧客を掘起こし、シェフがリスペクトを受けて、

経営戦略としても成功した、という、

話は多分、有名です

 

おい近畿大学関係者!

かつて若い頃、

系列他大学で講師として教えてくれた近大水産学科、

養殖技術専門分野の教員から、その卓越性に、

「目からウロコ」の思いを抱いた身として、

それから時のたった今、更にどれだけ、

技術革新が進んだことかと思わざるを得なく…

 

だからこそ、

絶滅危惧種ウナギ類を破滅から救うかもしれない、

最高の代替品、近大ナマズ蒲焼きを、

広く世界中に食べさせる度量はないのか

 

前にも少し書きましたが、

ウナギの旬は秋-冬-(地域により春)です

これは一応、天然ウナギの話

養殖ものは、出荷に合わせて調節するので、

1年中が旬、とされています

 

しかし、バカ舌の私は妄想するのみですが、

養殖と言っても、

マリアナ海溝付近で孵化し、

過酷な環境を泳ぎ続けてきた人生(ウナギ生)、

本当に今の大量飼育に特化した養殖技術が、

本来のウナギの旬を超えた、

美味しさを作出せているのか

 

ということで、

もし、お耳汚しと思われないなら、

夏場は別のスタミナ補給で、

出来ればウナギを食べるのは、旬なのに需要の落ちる、

つまり乱獲を防ぐことにつながる、秋以降に、どうぞ(2024.6)