今年の猛暑はやっと終わり、急激に気温が低下しています

日本のそれぞれの地では違うでしょうが、

私の住む地域では、

そのため今の方が、カ(ハエ目カ科)

に悩まされています

 

カの活動が活発になる気温は、

種類によって違いますが、

コダカアカイエカはじめイエカ属では20-30℃、

ヒトスジシマカでは25-30℃と、

真夏日になると、活動が鈍くなり、

夜間は多少気温が下がっても、

吸血行動が抑えられるとのことです

 

逆に、10月になって予想通り、

度々、カに悩まされています

私は人1倍カに刺されやすいので、

何人かでいても、

私が最もたかられ、

カがいる、とつい騒いでしまいます

 

そのカ類は、世界で最もヒトを殺している動物と、

言われています

イエカ属では日本脳炎等、

ヒトスジシマカはじめシマカ属では、

デング熱,高熱病等、

また現在は日本にほとんどいないハマダラカでは、

最も多数の死者を出すマラリア等と、

重篤な病気となる感染症を、

メスの吸血により引起こしています

毎年75万人がそのために死に、

ヒトによる47万人よりもはるかに多くなっています

 

 

2014年に東京都で発生したデング熱では、

当初熱帯地域から航空機等で侵入した、

ネッタイシマカが原因と疑われました

 

しかしヒトスジシマカからデングウィルスが検出され、

すでに吸血行動の繰返しにより、

ウィルスを持ったヒトスジシマカから、

別のカにウィルスが移ったことが分りました

 

また温暖化のため、

最も恐ろしいハマダラカも、

いつ侵入するかも分らない状況です

痒みを抑えることも不可欠ですが、

出来るだけ吸血されないことが、

感染症と闘う、最も早道なのです

 

カの吸血は、高い体温や二酸化炭素,乳酸等によって、

引付けられるためでもあるそうですが、

先年、高校生が、妹さんが特にカに刺され易く、

可哀そうなことから研究し、

足の常在菌の種類が多いほど、

良くカに吸血されることを突止め、

全国ニュースに取上げられました

 

家族を中心とした使用後のくつ下を集め、

一番、カが興奮して交尾を始めるのが、

そこにある常在菌の種類が最も多い、

妹さんのくつ下と発見したのです

それは、くつ下の臭いとは関係なく、

一番ひどかったお父さんは、全然だったそうです

 

この発見には、

カの専門家からも、

称賛のコメントがありました

恐らくある種の脂肪酸ではないかということですが、

常在菌の種類が多い人の方が、

カを引付けるガスを沢山出しているようなのです

 

このため、虫よけスプレー等も必要ですが、

それ以上に、足をこまめに洗い、

常在菌を洗い落とすことが、

撃退の大きな手段になるようです

 

足を1日何回も洗うのはなかなか難しいですが、

アルコールで拭くことでも効果があります

猛暑の間はむしろ怠っていましたが、

これからしばらくは、

可能な限り、足を清潔にする生活を、

余儀なくされてしまうようです(2023.10)