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世界史オタク・水原杏樹のブログ

世界の史跡めぐりの旅行記中心のブログです。…のはずだったんですが、最近は観劇、展覧会などいろいろ。時々語学ネタも…?
現在の所海外旅行記は
2014年9月 フランス・ロワールの古城
2015年3月 旅順・大連
2015年8月 台北(宝塚観劇)
を書いています。

やっぱりだいもん(望海風斗)のエリザベートも見たい。でもみりおちゃんのチケットだけで息切れでそれどころではありませんでした。なので配信です。しかも平日なので、購入だけしてアーカイブで鑑賞。

すみません、最初の方の「パパみたいになりたい」~バートイシュルでは「みりおちゃんの方が可愛い」と思ってしまいました。
でもやっぱりだいもんは歌声が素晴らしいですね。細かい表現まで操れる歌声。退団してからのだいもんもけっこう見てますが、退団してすぐの時から男役が抜けていて、地声で女性らしい声になっていました。
だいもんのエリザベートは、実在の女性をきっちり正統に演じたという感じでしょうか。みりおちゃんは、不安定で危なさがあって、魂がさまよっているような雰囲気でしたが、それとは全く逆でした。
そして、最後トートと向き合ってデュエットしている時は本当に晴れ晴れとした表情になっているのが印象的でした。「強い皇后」を演じるのに必死に生きてきたのが解放されたのかもしれません。

山崎育三郎のトートがもう一度見られてうれしかったです。やっぱりロックスターみたいだわ。

尾上松也のルキーニは、迫力があってどっしりしっかりしているような感じでした。黒羽麻璃央の方がいいと思ったのは、こちらの方が不安定で狂気をより感じさせたからかもしれないと思いました。

タータン(香寿たつき)のゾフィもまたどっしり、しっかりですね。ハプスブルクを背負って、エリザベートとフランツに立ち向かっています。

前楽と大楽とでは、ダブルキャスト全員が入れ替わりです。なのでカテコでは主要キャストのあいさつがありました。あいさつもキャストが変わると雰囲気が変わります。

キャスト違いで、しかも配信ですが、2日続けて「エリザベート」見たら、なんか頭があっちの世界に行ってぼーっとなりました。やっぱり中毒性のある作品です。いや、キャスト違いだから余計キャストが交錯して頭の中を回るからかな。

最後に小ネタ。
だいもんは以前「イザボー」というミュージカルに主演しました。これは中世のフランス王妃、イザボー・ド・バヴィエールの物語です。イザボーはバイエルンから嫁いできた王女ですが、フランス王妃になったためフランス語でイザボー・ド・バヴィエールと呼ばれるようになりました。(ハプスブルク家のマリア・アントニアがフランス王妃になってマリー・アントワネットになるようなもの)。
しかしこの名前をドイツ語で言い直しますと、

「バイエルンのエリザベート」

になります。当時のバイエルンは王国ではなく公国ですが、すでにヴィッテルスバッハ家が支配していました。イザボーはバイエルン公シュテファン3世の娘です。
つまり、だいもんは時代を隔てた二人の「バイエルンのエリザベート」の役を演じたということです。