芙蓉録@Fuyo19451945年9月2日09:25 降伏文書調印式典が終わる。マッカーサーが「今や世界に平和がよみがえり、神が永久にそれを守ることを諸君と共に祈りたい。式を終了する」と宣言すると、東京湾上空で米海軍艦載機1500機とB-29爆撃機400… https://t.co/0S6jr0qi64
2020年09月02日 09:25
1945年9月2日09:25 降伏文書調印式典が終わる。マッカーサーが「今や世界に平和がよみがえり、神が永久にそれを守ることを諸君と共に祈りたい。式を終了する」と宣言すると、東京湾上空で米海軍艦載機1500機とB-29爆撃機400機による祝賀飛行が行われた。
東京湾上空に米海軍艦載機1500機と
B−29爆撃機400機。
今日まで知らなかった史実です。
想像するに、終戦の安堵感と疲労感の上に
空を埋め尽くす米軍機の与えた絶望感。
恐ろしいです。
幼少の頃より、どうも原爆投下を持って戦争
の学習にも終止符を打っていたのかも知れま
せん。反省しきり。
詩人であり随筆家でもある若松英輔さんの
ツイッターでの呟きに衝撃を受けて書き留
めておいた一文です。
心の中で膝を打ち、「そうなんだよ!」と
叫びたくなる衝動を抑えてしまい込んだの
は、烏滸がましさと微かに残る自負心でも
あったのです。
少し時間を置いて読み返して見ても、変わ
らず胸に突き刺さるのです。
創作の世界に限らず、突き進める情熱と自
尊心に溢れていた頃を懐かしく思うのは、
目を瞑っていたからなのかなとも思うので
す、色々なものに。でもそれは決して許さ
れない姿勢ではないとも思えます。
文章を書くとは、己れを知る道程だから、
書けば書くほど自らの非才を認識すること
になる。
非才であるがゆえ、できることは限られて
いて、眼前に広がる一筋の道を歩くほかな
いことを知る。
非才の自覚は、夢を失うことかもしれない。
しかし、非才な者にも使命はあることを確
かに知る経験でもある。
若松英輔
インスタはじめました
ワンコがいっぱいです