かりそめの夏 | 上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

   大切なことは全部犬が教えてくれた
ペットと飼い主さんを「言葉」でつなぐコミュニケーションを。

毎年、夏の甲子園大会が開催されている間は

テレビの放送をつけっぱなしにしているので

、少しでも夏らしい気分を味わいたくて、昨

日から始まった甲子園高校野球交流試合を流

している。

 

アナウンサーが決まり文句の様に、イニング

頭に口にするフレーズが耳に残る。

 

「勝っても負けてもこの1試合限り」

 

コピーとして良いのか悪いのかは視聴者次第

なのかも知れないけれど、なんとも切ないフ

レーズではある。

 

恐らくは秋の国体も延期になるであろうから

、三年生にとっては今大会の1試合が勝って

も負けても最後の公式戦になる。

 

交流試合だから公式戦ではないと線引きにな

るかも知れないけれど、甲子園なのだから立

派な公式戦だと思って音声を聴いている。

 

負けて涙を流すのはわかるけど、勝ってもそ

れはチームメイトとの最後の公式戦になるの

でこんなに切ない試合はないと思う。

 

おまけに、相手チームのデータ収集もままな

らないだろうし、昨年の秋季大会まで遡って

分析する以前に自分たちのコンディションを

試合ができるところまで上げていくのが精一

杯だっただろうから、それこそデータ重視の

現代において文字通りの一発勝負の面白さは

希少かも知れないななんて思っている。

 

そんな中、驚いたのが県岐阜商のユニフォー

ムだ。試合前の守備練習を見る事ができたん

だけど、どこか違和感がある。

 

県岐阜商といえば名門なので、高校野球ファ

ンであればチームのイメージはユニフォーム

と共に記憶に残っている。

 

そんな違和感も、アナウンサーの

 

「ユニフォームも一新して、、、、」

 

という紹介で納得したんだけれど、やはり何

処かしっくりとこない。

 

県岐阜商の監督が鍛治舎さんになったと聞い

て違和感の原因がわかった。

 

鍛治舎さんがその前に監督を務めていた熊本

の秀岳館のユニフォームとそっくりなのだ。

 

 

 

まるで智辯智辯和歌山

 

 

枚方ボーイズ、パナソニックから一貫して続

く鍛治舎さんのチームのブランディング。

相手に与える印象も含めてのチーム作り。

 

確かに高校野球ほど監督のカラーがチームを

表しているスポーツは少ないかもしれない。

鍛治舎さんはそんな強烈な個性の監督の一人

であることは間違いないだろう。

 

   

   ベル インスタはじめました ベル

   わんわん ワンコがいっぱいです わんわん