風をあつめて | 上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

   大切なことは全部犬が教えてくれた
ペットと飼い主さんを「言葉」でつなぐコミュニケーションを。

 

 

 

つい先日、急に聴き直したくなってレンタル

したサントラが「サタデー・ナイト・フィー

バー」。

 

ほぼほぼビー・ジーズに支えられた映画。

 

もしも「あなたの生涯ベストムービー20」

を尋ねられても、何度リストアップしても絶

対に入らない映画です。

 

言っちゃえば所謂B級映画。

 

なんだけど、忘れられないシーンとかがあっ

て時々無性に観たくなる映画の一本です。

 

最初に見た時はもうゴリゴリの映画少年だっ

たので酷評というか歯牙にも掛けないという

映画だったのに、それから7~8年後だった

か。

 

徹夜明けでクタクタになって帰宅して音楽を

聴きつつ眠ろうとサタデー・ナイト・フィー

バーを流していたら、あるシーンで掛かった

「愛はきらめきの中に」という曲が妙にツボ

にハマって、ただそれだけでこの映画が嫌い

ではなくなったのです。

 

YouTubeにそのシーンがありました。

 

 

劇中のトラボルタもぐったりしていて、そこ

らへんもフィットしちゃったんでしょうか。

 

そんな映画、ありますよね。

 

コッポラ監督の娘、ソフィア・コッポラが監

督した「ロスト・イン・トランスレーション

」もそんな映画の中の一本。

 

この映画も好きな女優さん、スカーレット・

ヨハンソンが出演しているにも関わらず、公

開当時はただの退屈で中身のない映画にしか

思ってなくて。

 

その印象が変わったのは驚く様な場所でした

。ケニアの内陸部でヴィクトリア湖に面して

いる村々を取材旅行で訪れた時の事です。

 

コーディネーターが予約していたホテルが、

ダブルブッキングで宿泊できない事になって

街道沿いの食堂にくっついているホテルに泊

まると言い始めたので、一応宿を見たのです

が、僕が「さすがに無理」と拒否して宿探し

が始まったのです。

 

だってブロックを積み上げただけの真っ暗な

部屋に蚊帳が吊ってあるのです。

 

マラリア感染地区ですよ。

 

もうほんとゴメンって、怒りながら笑ってま

した。

 

結局、国の研究機関の宿舎が泊めてくれる事

になってひと安心だったのですが、そんなケ

ニアの山中のホテルで夜中にテレビから流れ

てきた映画がロスト・イン・トランスレーシ

ョン。

 

それだけだったら気にも留めなかったのだと

思うのですが、その映画の舞台が日本で、新

宿とか目黒とかを中心に撮影されていて、ち

ょっとばかし疲れた僕の心を慰めてくれたの

かもしれません。

 

映画の方は名作とは言い難いけど、その時の

情景が今も思い出されて忘れられない映画に

なっちゃったのです。

 

 

   

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