日曜日の朝、天気も良く気温もそんなに低く
もなかったので、瀬里さんも一緒に野川公園
へあさんぽに出掛けました。
ずいぶん快復したとは言え、なず菜と一緒に
散歩するのは流石に無理なので、瀬里さんは
家人が一緒に歩いて、ひと足先に車に戻って
待っているから、という事になりました。
歩き始める前に、お水と車の鍵を持っている
か確認したら「持っている」とのことなので
僕となず菜はいつもの公園全体をぐるりと回
るコースへ。
自粛以降、武蔵野地区の都立公園は都内から
の人や犬の流入が増加してとても混んでいる
のです。
代々木から来たという人と話をすると、代々
木公園や都内の大きな公園は軒並み封鎖され
ているのでここまで遠征して来たそうです。
ニュースでも、
「武蔵野は感染者数も少なくて安全だから」
とか
「こっち（多摩地区）は
（規制が）緩いから」
とインタビューで答えてる人も居たり、多摩
川の河川敷やゴルフ練習場も同様に大混雑し
ているようで驚くやら呆れるやら。
お話はさんぽに戻って、半分くらいまで歩い
たところで顔見知りの方にも会い、少し離れ
た場所で、なず菜のお友達の看板犬も出勤前
を発見して少しだけ遊んだりしたところにス
マホが鳴ったのです。
せ、瀬里に異変でも？？と嫌な予感のまま応
答すると、
「車の鍵を車の中に忘れた、、、」
病み上がりの瀬里さんを外で待たせる訳にも
いかず、仕方なくさんぽは切り上げて駐車場
に戻りました。
「だから確認したやん！」なんて言いません
いつもだったら機嫌の一つも悪くなるところ
ですが、昨年自分もこの公園で車のキーを落
とした経験があって迷惑を掛けているのでグ
ッとこらえて。（笑）
自宅へ戻った頃にラジオから流れて来た交通
情報で、先ほどまで居た公園の周辺道路が、
駐車場満車の為の入場待ちで長い渋滞を引き
起こしているという、前代未聞のニュースが
流れて来ました。
この公園に来る前に立ち寄るドライブスルー
でも渋滞が発生していて、今世界で起こって
いる現実からはかけ離れた空気に包まれてい
るのが僕の住む武蔵野地区なのです。
吉祥寺も、商業施設の多くは営業自粛に入っ
ているにもかかわらず多くの人出だった様で
す。
これでは、この時期に大分まで変なツアーに
繰り出した昭恵夫人の事を笑えないよな、と
思ってしまいます。
人と人との間を２メートルは空けてね、とい
うソーシャル・ディスタンシングでは疎外感
を感じてしまうからと、WHOが呼びかたを
フィジカル・ディスタンスに変えましょうと
呼びかけている様です。
英語ではフィジカル・ディスタンシング。
その理由としてこう述べています。
これは愛する人や家族との関係を社会的に
断たなければならないという意味ではない。
我々があえて物理的距離と言い換えているの
は、人と人とのつながりは引き続き保ってほ
しい思うからだ。
だそうです。
PDF はコチラ。
言葉はどっちでもいいんだけど、行動と街と
のソーシャルなディスタンシングも考えなけ
ればいけないと思うのです。最もそれこそが
行動の自粛、なのですが。
そしてようやく、山中教授がジョギング時の
エチケットについて発信してくれました。
この時期、知り合いのブログやインスタなど
の更新がピタリと止まってると、なんでもな
いんだろうけれど元気でいるんだろうけれど
ついつい心配になってしまいます。
きっと色々と忙しいんだろうからと「元気で
すか」なんて改めてメールも送れないしな。
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