それはアルヘシラスから乗り込んだ船の上。
真っ青な海と空。
柔らかな日差しをくれる太陽のもと、行き先の見えないただっ広い海の真ん中で日向ぼっこをしていた。
ピリリ!!
ぉぉ!!
日本の携帯がなった。
久しぶりやな~むしろ海の真ん中で携帯使えてまうんかー
感動や~
つかっちからのどうでもぃぃ内容のメールだったけど感激してそっこー返信!!
日本との生活のギャップを思い出して、おもわずにんまりしてしまった。
本当に素敵な青に包まれていた。
ぅとぅとしてるとやたら顔の濃い清掃員が話しかけて来た。
HELLO!
how are you?
ゲンキデスカー。
ちょうど暇だったし、話相手になるかしら。
どこからきたの?
名前は?
どこへ行くの?
今までどこへ行ったの?
いつもの会話がはじまる。
彼はエジプト人で出稼ぎに来てる。到着港のタンジェで知り合いの宿も手伝ってるとぃぅ。
せりはモロッコは本当は行く予定ではなかった。
もちろんガイドブックなんか持ってない。
タンジェ、、モロッコについて色々おしえて?
オフコース!!
彼は掃除そっちのけで、せりにタンジェについて語ってくれた。
せりがありがとぅ笑顔
他にはー?と興味津々できいてると
ちょっと待ってて。
帰ってきた彼は大きなビニールの中にファンタや水、ラム肉、鳥肉のサンドイッチ、りんごなどのフルーツなんかを入れて持ってきた。
仲間をつれて。
これはなまら感謝!!
ユーロが高いからスペインでは節約だったから、ひもじかった。
彼はこれらをくれるとぃぅのだ。
食った後にマネマネーとか言い始めんじゃないの??
そんなこと言わないょ。
うちらトモダチ!!
なんて言うからありがとぅと食い始めた。
せりはくれるもんはもらう。
損はしたくないタイプです。
お腹いっぱいになったとこで彼らは宿の斡旋を始めた。
君はアルヘシラスでいくらの宿に泊まった?
20ユーロくらぃかな?
僕が特別にタンジェで15ユーロの宿を紹介してあげるょ。
??スペインとモロッコで物価同じなわけないやんかー
ガイドブックはないけど、旅経験者としてモロッコ系の国ならよくて10ユーロだろ。ぁだからさっきあんなに食べ物くれたんだ。
と思い、くっちゃったし、とりぁぇずのっとく。
ぇー!安い!すごいうれしい!
そしたら今日宿の心配はしなくてぃぃのね。
今はあなた達との会話を思いっきり楽しめるわ。
たぶん彼等はせりを落とせたと思っただろぅ。
Can i take a picture with you?
オフコース!
それから清掃員、調理師など総勢8人のエジプト人とツーショット写真を撮った。
せっかくだからせりも撮ってー
っとカメラを渡す。
かわいくポーズをしたその時に、突風が吹いた。
ぅわぁーすごい風だったね。
写真はとれたー?
Yes!ナイスピクチャー!
ぇ本当大丈夫?
ちょっとみせて!
なんてやってる時に、
Hey you!!
何やってるんだ。もぅ着くぞ!
そこのあんた!
出入国手続きは終わってるのか?
やべー終わってねーゃ。
またあとでなー。
おれらここで待ってるからまたおいでやー
そのあと出入国手続きを終えて、彼等のとこへは戻らなかった。だって15ユーロ高いし、断るのだるいし。
せりとの2ショット写真×8=袋いっぱいの食料だべ。
と納得。
ぁそいゃ写真どんなだべ。、
....。
全然ナイスでないんですけど。
しっかりしてょ。エジプシャン。


