太陽のような人だ

 

と、彼のことを思う。

 

 

いつも明るく、周囲を照らす。

 

 

愚痴るときもあるけれど

全然後腐れしないし

基本的にいつも周囲の人に感謝をし

人からしてもらうことに感動している。

 

 

かなり天然なところと

ちょっとばかし押し付けがましいところがなかったら

むしろ一緒にいることがしんどくなるくらい

Mr.サンシャイン、だ。

 

 

ちょっとばかしの欠点よ、あってくれてありがとう

といった感じだ。

 

 

そんな人だから、ふと気づくと

 

彼が正解で

 

わたしが間違い

 

と思い込んでいるわたしがいた。

 

 

彼との距離が近くなる程、

彼が正解で、わたしが間違いとごく自然に思っている自分がいて

ちょっとずつ、苦しくなっていた。

 

 

実のことをいえば、

ほんの数日前まで

彼といるとき

わたしは劣等感との戦いだった。

 

 

彼はなんでも素早く動いてなんでも器用にこなして

おまけに性格もいいもんだから、いやんなるっていうか

 

あーあ、わたしなんもできないなーー

どんくさい自分が惨めで悲しいなあ。。。

 

落ち込む

落ち込む

 

 

 

過去にご縁ができた男性陣が

どこか不器用でツッコミどころ満載だったのは

わたしが自分の至らなさを感じたくなかったからなんだろうとさえ思った。

 

 

有能な人と一緒にいると

自分のポンコツ具合が浮き彫りになっていやんなる。。

 

 

 

あー、悲しいなあ

できない自分って悲しいなあ

惨めだなあ

もっといろんなことが器用に素早くできたらいいのになあ

 

 

 

劣等感を感じている自分に気づいて

それが嫌だなと思った

 

だから、

劣等感を手放すことにした。

 

 

 

劣等感よ、さようなら。

 

 

意識的に「わたしが正解」と思うようにした。

 

 

それはもちろん、わたし以外が間違っているとか

そういうことではなくて

 

誰かの答えが正解なように

わたしの答えも正解でいいよね、と

わたしの感覚や考えや感じることに

OKを出してあげること。

 

 

あなたの感じていることは間違いじゃないよ、正解だよ

あなたが考えていることは間違いなんかじゃないよ、それでいいよ

あなたが抱く感情がそれなら、それはもう、それなんだよ!!!

 

 

わたしの内側に生まれるあらゆることを認めて

許して

OKを出していく。

 

「わたしが正解」

 

一日の中で意識的に頭の中で繰り返す。

 

 

そうしていくうちに

劣等感が薄まっていく。。

 

 

 

 

そして、

 

劣等感が薄まった状態で彼と会った。

 

 

 

そこで感じたのは

彼だって元々、何もできない子どもだったんだなあ

ということ。

 

 

彼にだって何もできない子どもの頃があった。

 

 

それでもきっとそのとき

(きっとお母さんだと思うけれど)

大好きな人を喜ばせたくて

もっと上手にいろんなことができるようになったらいいなあ

と思ったんだろう。

 

 

そして、少しずついろんなことが上手にできるようになったんだろう。

 

 

好きな人を喜ばせたくて

いろんなことができるようになりたかった。

 

 

そんなことをひしひしと感じた。

 

 

劣等感を感じている場合じゃないな、と思った。

 

 

ありがとう。

喜ばせようと頑張ってくれているその気持ちを

ちゃんと受け取ろう、と思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふわり