先日、50代前半の友人が入院しました。
彼女には持病があり、以前から身体が辛いことは本人も自覚していました。
それでも仕事をしながら、家では介護もしていました。
話を聞くたびに、
「身体、しんどくない?」
「少し休むことはできない?」
「今は自分の身体を優先してもいいんじゃない?」
何度か、そんな話をしていました。
でも、彼女は休みませんでした。
休めなかったのかもしれません。
仕事もある。
家族のこともある。
自分がやらなければならないこともある。
きっと、いろんな事情があったのだと思います。
そして先日、
「入院することになった」と連絡が来ました。
しかも、
年内は退院できないかもしれない、と。
入院したことで、ようやく仕事からも介護からも離れて、身体を休める時間ができた。
それを思えば、「今はゆっくり休めてよかったね」という気持ちもあります。
でも同時に、ここまでになる前になんとかならなかったのかな。
そんな残念な気持ちも残りました。
もちろん、病気や入院にはさまざまな事情があります。
「休めば防げた」と簡単に言えることではありません。
ただ、今回のことを通して改めて思ったのです。
休むことは、身体が動かなくなってからするものではない、と。
まだ動けるうちに、
まだ頑張れるうちに、
「今日は休もう」と決めることも、自分の身体を守る大切な選択なんですよね。
50代になると、
自分のことだけを考えていられない人も多いと思います。
仕事。
家族。
親の介護。
家のこと。
「私がやらなきゃ」と思えば、いくらでも頑張れてしまう。
でも、
あなたが倒れてしまったらその後はどうなるでしょう。
本当に大切な人を支え続けたいなら、まず自分が倒れないこと。
それも、立派な責任だと思います。
「これくらいなら大丈夫」
「もう少し頑張れる」
そう思っている時ほど、
身体の小さなサインに気づいてあげてください。
いつもより疲れが抜けない。
朝から身体が重い。
眠ってもスッキリしない。
以前ならできていたことがしんどい。
そんな変化を、
「年齢のせい」
「忙しいから仕方ない」
で片づけないでほしいです。
休むことに、
誰かの許可はいりません。
予定をひとつ減らす。
家事を後回しにする。
人に頼る。
何もしない時間をつくる。
それも全部、
自分の身体を守るための行動です。
休むのは、頑張れない人がすることではありません。
これからも大切な人たちと過ごしていくために、自分の身体を守る人がすることです。
だから私は、
「休む勇気」を持ってほしいと思っています。
身体が「もう無理」と言ってしまう前に。
あなた自身が、
「今日は休もう」と言ってあげてください。

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