『壊す』
「壊す」と聞いて、あなたの頭に浮かんだ何か、それがそのまま存在することは、あなたの人生の流れをせき止めたり、あなたの力を消耗することになるのでしょう。
今は勇気を出して、その何かを壊してください。
そして、その何かを存在させるために使われていた力を解放し、その力がより自然な新しい働きをすることを許しましょう。
サロンSerendipity
『壊す』
「壊す」と聞いて、あなたの頭に浮かんだ何か、それがそのまま存在することは、あなたの人生の流れをせき止めたり、あなたの力を消耗することになるのでしょう。
今は勇気を出して、その何かを壊してください。
そして、その何かを存在させるために使われていた力を解放し、その力がより自然な新しい働きをすることを許しましょう。
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努力・根性・忍耐が身にしみている昭和世代は頑張って頑張って成果を出してナンボ、みたいにして過ごしてきました。
気づけば周りは頑張り屋さんだらけです。
頑張り過ぎて体が疲弊してダウンしてしまうというパターンも珍しくない世代です。
この10年くらいで”頑張らない”のフレーズを耳にすることも多くなりました。
「頑張らなくていいよ」「頑張らないで」
そう声をかけることもあるのではないでしょうか?
私もずっとそう声をかけていました。
でも気づいたんです。
『”頑張らない”ってめっちゃ難しいやん』って。
根っからの頑張り屋さんに「頑張らないで」って言うと
頑張らないことを頑張ってしまうのです。
友達はこれを
「歯を食いしばって頑張らないを必死にする感じやな」って言っていました。
明らかに矛盾していることをしようとしていますよね。
”頑張らない”は”頑張る”に属しているから仕方のないことなんです。
聞いたことがあるでしょう?
「ピンクの象を想像してはいけません」のフレーズ。
そう言われてピンクの象を想像しなかった人はいるでしょうか?
無理ですよね。
頭の中にはしっかりとピンクの象が鎮座しているはずです。
頑張り屋さんに「頑張らない」は土台無理なこと。
難易度が高すぎます。
なので、声をかけるとしたら
「休憩してね」
「休養してね」
「ゆっくりしてね」
「力を抜いてね」
「サボってね」
が適しています。
こんな風にだらーんと自然に出来るようになったら、”頑張らない”も出来るようになるかもしれないですね。
夏の疲れが出る頃です。
週末はどうぞゆっくりお過ごしください。
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『セルフケア一緒にしよう会』
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【普通】とは
◆[名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。
◆[副]1:たいてい。通常。一般に。 2:(「に」を伴って)俗に、とても
私が”普通”という言葉にこだわり出したのは週末里親をするようになってからです。
それまで何気なく使っていた”普通”という言葉でしたが、「はて?普通とは?」という場面に遭遇することが多くなり「普通ってなんだ?」ってよく考えるようになりました。
一度こだわり出すと、「普通は・・・よね」と会話で出てきても、「その普通はどこの誰の何の普通?」って思ったりして、素通りできなくなることもあります。
ま、大抵は聞き流しますけど。
色々な方のお話を聞いている中で、介護真っ只中にいる人達の”普通”はかなりバグっているなって感じることが多いです。
その人にとっては、もはや”普通”に感じているそれは介護に携わっていない者からすると”大変”なことだし、”非日常”だし尋常ではなかったりします。
でも真っ只中にいると気づけないんですよね。
もしも、体に異変を感じたり、不調を感じるようになっているとしたら、それはもう”普通”ではないと気づいてください。
「みんながやっていることだし」というフレーズもよく聞きますが、「みんなやっていない」ですよ。
一旦介護から離れることが出来たら、普通じゃないということに気づけるかもしれないのですが。
大変な状況でも”普通”っていってしまえる人は、間違いなく頑張り屋さんです。
だからどんな状況だとしてもタスクをクリアできてしまうんですよね。
そして出来てしまうから”普通”って感じてしまうんだと思います。
いいんです、普通って思っていても。
ただ、しんどいなぁ、辛いなぁ、疲れているなぁって感じていることを放置しないでほしいなって思います。
っていうのを、どうやったら伝わるのかな、とも思っています。
家族のことももちろん大切です。
でも自分を蔑ろにしないでほしいんです。
もしもお近くに、『無理してるんじゃないかな』って感じるお友達がいたら休養することを勧めてあげてくださいね。
もしくは無理矢理連れ出して、ストレス発散に付き合ってあげてください。
どうか介護疲れの段階で治まりますように。
介護に纏わる愚痴、文句はSerendipityでもお聞きします。
口外はいたしません。
赤の他人がちょうどいいこともあります。安心してお越しください。
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