何かのテレビ番組で耳にした、キムタクが、欣ちゃんの主催するグループの面接試験を受けた時のお話。キムタクは合格した(キムタクが萩本欣一さんのグループって意外)のですが、その理由は何か?
好きな食べ物は?と聞かれたキムタクは、「お母さんの作ったおいなりさん」と答えたことで欽ちゃんが合格としたのだそう。この答えから、キムタクの家族やお母さんとの関係が見えてくる、つまりキムタクの人物像がわかる、ということなのですって。
確かに、「おいなりさん」と」「お母さんの作ったおいなりさん」じゃ、見えてくる背景が違うわね、と感心した私。どうちがうのかしら、と考えてみました。
「おいなりさん」だと、甘いお揚げさんにみっちり詰まったご飯、運動会、お花見・・・。ここから、食欲旺盛で体力がある、イベントが好き=コミュニケーション力がある、くらいが浮かんでくるでしょうか。素朴な人柄、という感じも受けますね。
「お母さんの作ったおいなりさん」だと、お母さんが好き、料理上手なお母さん、おいなりさんを作るような行事をする家庭・・・。素朴な人柄、あたたかい家庭、親戚とのつながりを大事にするなど、古風な一面もある、などが浮かんできます。
違う番組で耳にしたのは、チャライということをセールスポインにしている芸人の方が、「お母さんのお味噌汁がおいしいんですよ」。これもいろいろな背景が見えてきます。おいなりさんより日常的ないつもの風景、さらに湯気やあたたかさが加わって、ほのぼの感が増します。
面接時の答えというのは、そのひとことに、多くのプラスの背景が見えてくるものがお得ですね。とは言っても、意図した答えは面接官に見抜かれてしまいますけれど。
「ひと言」には、意外とたくさんの背景があることを知っておきたいと思います。