畑中先生にお会いするたびに、音楽界の宝だわ、いつまでもお元気でいてほしいと思ったものです。
畑中先生は、音楽史でしか得られないようなお話を実際に体験してきた方で、さらにその思い出話をいきいきと伝えてくださる方でした。
畑中先生の代わりになる方はいないのです。
きれいなもの、可愛らしいものが大好きで、とってもお洒落でいらした先生が、シリーズで企画され司会とレクチャーをされたコンサートでのこと。2回目が終わった時に、「曲やテーマに合ったネクタイを選んでいらっしゃるのですね。ウィーンの森の緑色のネクタイ、蝶々さんの情熱をイメージした赤いネクタイ、拝見するのが毎回楽しみです」というようなことをお話したら「いやー意識してなかったんだけどね。そんな風に見てくださるんだから、これからはしっかり考えなくちゃあね」。
先生のことはずっと忘れません。
