世界三大美術館のひとつ、エルミタージュ美術館はロシア(サンクトペテルブルク)にある世界有数の美術館。ルーブルとメトロポリタンには、これからも行くことはあると思いますが、エルミタージュはどうでしょうか。サンクトペテルブルクには有名な音楽院があって、昔から憧れの地なのですが、一度も行けないままです。
エルミタージュ美術館は、ロマノフ王朝の歴代皇帝の宮殿を使った美術館で、300万点以上の所蔵品を誇るという豪華な美術館。エルミタージュ美術館の基礎を作ったのは、女帝として帝政ロシアに君臨したエカテリーナ2世です。エカテリーナが、プライベートな時間を楽しむために設けた小規模な建物「エルミタージュ」(フランス語で隠れ家の意味)を飾るために美術品を買い集めたことが始まりだそうです。湯水のごとくお金を使い、他国から美術作品を買い集めロシアに持ってきてしまったエカテリーナ2世ですが、美術愛好家というよりも、西洋諸国にロシアの財力と文化水準を見せつけるための手段だったようです。
フランスの美術界などを脅かすほど美術品を買いあさりましたが、戦争や積極外交でロシアの領土拡大を推し進めるとともに文芸の振興もはかったという、この女帝のおかげで、現代に生きる私が歴代の名作を一同に見られる幸せを感じました。しかも初めて見る作品ばかり!(レンブラントに目が釘づけに)。また世紀ごとに西欧絵画の歴史をたどっていく形になっていたので、勉強になりました。
でも残念ながら国立新美術館では、エルミタージュの雰囲気は伝わってきませんね。当然ですけれど。世界屈指の芸術都市、サンクトペテルブルクに行ってみなくては!
新国立美術館近く、ミッドタウン前の、ベンツのショールームの二階のレストラン、その名も「アップステアーズ」から見た景色です。のんびりゆったり過ごしたい方にオススメのお店です。


