お母さんのための、「素敵女子」育て研究所

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 銀座は画廊の多い街です。お昼休みというと新しいレストランやショッピングにでかける私たち女子社員を見るに見かねた?のか、「こんなにたくさん画廊があるのだから、お昼休みにでも見に行くといいよ」と上司がアドバイスしてくれたことがありましたっけ。買い物ついでにふらりと寄れる画廊の楽しさがわかるようになったのは、だいぶ大人になったからのことですが。


ジャンセン美術館 は泰明小学校の向いのビルに入っています。4階ですので、ツタの絡まるクラシックな泰明小学校がよく見えます。こちらの校舎は東京都選定歴史的建造物と経済産業省近代化産業遺産に指定されているのだそうです。
公立ですが名門校への進学者が多く教育熱心なご家庭が集まっているという小学校です。オーバカナルのカフェから、よく学校を眺めていますが、きちんとした感じのお母様と手をつないだお子さんの姿をよく見かけます。ワイン


さてジャンセンですが、放浪の民族・アルメニア人として生まれ、戦渦のパリで青春を過ごした人なのだそうです。独特の色調は、暗いとも言われるようですが、私にとっては何かなつかしさを感じる色調・・・。そう、高度成長期時代の日本の家庭の色じゃないかしら?重厚長大というキーワードは高度成長期の終わりのころのキーワードですが、当時、この言葉を表すような家具や飾りもので彩られた実家のリビングは、ジャンセンの色の世界とそっくりだったのです!ドア椅子時計


なつかしさを感じつつ眺めていると、人間を描いたものより建物や果物などの静物画の方が心に響くことに気付きました。なつかしく寂しい気持になったのは、「画廊がたくさんあるから銀座が好き」と言っていた父を思い出したからかもしれません。多分父はこちらにも訪れたことでしょう。父も、若き日の母と私たちと過ごしたあのジャンセン色の部屋を思い出したかしら。