所要のため神戸に行く機会があり、ついでに神戸どうぶつ王国と布引ハーブ園を訪れました。

(熱帯スイレンが咲く神戸どうぶつ王国の池)

神戸どうぶつ王国は昔「神戸花鳥園」と名乗っていた頃に1度行ったきりだったのですが、夜行性動物コーナーで希少種のアマミトゲネズミを飼育していると聞いたので再訪した次第です。

アマミトゲネズミは哺乳類の中でも珍しく、雄がY染色体を持たない(他にはトクノシマトゲネズミがそう)ことで知られています。去年の春先におきみゅーで開催された「世界自然遺産展」で剥製を見て以来ずっと、生きている姿を見たいと思っていました。
薄暗い中で飛び跳ねるようにせわしなく動き回るので1枚でも撮れたらラッキーと思って何枚も撮った中で、名前の由来となった「背中の針状の毛」が一番良くわかる写真を掲載します。お見せできないのが残念なのですが、ガラスに前足をついて「びよーん」と伸びるポーズを披露してくれたりもしました。

もう一種、ぜひ見たかったのがウスイロホソオクモネズミです。
フィリピンのルソン島固有種で、諸説あるもののネズミ科としては最大種とされています。見ての通り樹上生活をするネズミで、思ったより素早く動いていて驚きました。

他にも、「齧歯類最大種」のカピバラや

どこに隠れているのかついつい探したくなるニホンリスや

砂漠の妖精という異名で知られるグンディなど、齧歯類の種類が多くて皆可愛かったですね。

ちなみに、今回は人数オーバーで入れなかったのですがウサギ・モルモットのふれあいコーナーもあります。