私の会社の決算は2月なので、私は来月には申告書類をすべて揃えることになる。

私の会社17年の歴史で3人目となる今の税理士にお願いし始めて8年ほどが経つ。
きっかけは経理委託会社の紹介だった。
私の会社は経理業務を委託している。
理由は、7期目と8期目と、2年連続で税務調査が入り、1人でやっている会社だったとしても経費の適正化、代表者兼オーナー(私)がいつでも大きな金額を動かせる状況にしておくことが不健全だと感じたからだ。
それまでは、なんでもかんでも、それこそ自分がスーパーで買い物したものから、ラグジュアリーブランドでの買い物やらなんやら、生活にかかわるすべてを経費扱いしていた。
しかし7期目終了後の税務調査で、それらすべての経費は否認された。
さらに期をまたぐ税務調査だったので、翌期も調査対象となり、2年分の修正申告をすることになり、3000万円ほどの経費は否認され、追徴課税がのしかかることとなり、支払いには結構な苦労を強いられた。
すべてを投げ出してやろうかと思ったが、あまりに税務署の取り立ては厳しく、トンヅラすることも不可能なくらい、しつこく取り立ててくるので、仕方なく働いた。
それからというもの、会社の経費を切ること自体がトラウマとなり、自宅を事務所にすることなんか絶対にないし、
今では会社の経費計上しているのは、明らかに経費性のあるものだけだ。
毎年経費がほとんど出ていないので、今の税理士には
「経費全然切ってないっすね」
と言われるが、全然それで良い。
ラグジュアリーブランドであろうがユニクロであろうが、人にプレゼントするものであろうが、友達とお茶や食事をしようが、絶対に経費は切らない。
会社で持っているアメリカンエキスプレスのビジネスプラチナカードの請求のほとんどは、ストレージサービスのサブスクだ。

おそらく今、税務署でたまたま私の会社の決算報告書が調査リストに振り分けられ、調査に入ろうかなーと下調べをしたところで、あまりに税率を多く払いすぎているころに税務署職員も気付くだろう。
一切の節税をしていない。
なぜそこまでトラウマ化したかというと、以前雇った2人の税理士だ。
1人目は論外で、法人の確定申告内容を共有もせず、法人税前納入期限前日に
明日までに払ってください
と
納付書だけ送ってきた。
それを指摘すると
じゃぁ私が払いますよ💢
とブチキレていたので、当時通っていたバーの知り合いで税理士がいたのでその人に依頼したのがちょうど、税務調査の2年前だった。
とりあえず全部領収書送ってください
と言われ送っていた。
当時何も知らない私は全ての買い物でレシートを丁寧にもらい、すべて税理士に送っていた。
すると、顧問契約から2年目にしっかり税務調査が入った。
問題はここからで、その税理士は一切のたたかう姿勢を見せなかった。

もうね、あの人たち(税務署)ただでは帰らないから、あとはいくらにするかだけですね
と言い放ち、
修正申告が決定になったあと
これからはしっかり節税した方が良いですよ。
たとえば保険に入るとか。うちは保険の代理店もやってるんで300万くらいとりあえずかけておきますか?節税のために
と営業までしてくる始末。
いやわたしゃこれから、なんでもかんでも経費にしていた分の修正申告による追徴課税を払わなきゃならんので保険で税金対策どころじゃないし、そもそもその保険は良い商品ではなさそうだ。そもそも節税で保険に入るなんて古すぎる
と直感的に思い、
これは、経理から抜本的に見直す必要がある
と思い、管理費を払って経理会社にお願いし、100万円以上のお金を動かす時は経理チェックが入り、プール金から私が管理している口座へ移してもらいそこから支払うという、自主的にお小遣いシステムへと移行した。
税理士も変えた。
それ以降、なんら後ろめたいことがないのでラクになった。
今の時代、後ろめたいことを隠せるような時代でもない。
顧問税理士、弁護士は選び間違えるとえらい目にあうので「領収書なんでも取っておいて」という税理士は要注意。
