子供の頃からThe Simpsonsの大ファンで
クラスのみんながクレヨンしんちゃんに夢中の中、1人英語でThe Simpsonsを見ていたほどです。
今でこそ哲学的なシーンやセリフもあるクレヨンしんちゃんですが、当時はまだ、しんちゃんが下半身を露出し周りがてんやわんや→怒られてチャンチャン
という展開の薄っぺらさに、子供ながらに不信感を抱いていました。
The Simpsons の凄さは、23分ほどのエピソードのなかに、人間ドラマやギャグが、限界といえるまでに凝縮されている脚本。そして、多くの場合、メインのプロットとサブプロットが同時並行でスピーディーに進行していくという見どころ満載な作りも魅力の一つです。
2022年からはDisney+でも見られるので全シーズン後ろからもう一度見直しています。
今日見たお話しは、シンプソン家の隣人で、先祖代々うだつの上がらないミルハウス家が、
初めて自分たちの鬱憤を世間に発信するという話し。
意外にもカーク・ミルハウスの発信は
家族のために声をあげた英雄として世に知られることに。
気を良くして、言動に拍車のかかるミルハウスを傍目から見ているシンプソン夫妻の会話がこちら
日本語訳すると
カーク・ミルハウスは小さな権力を得ておかしくなってる
人間は一度注目されると、どんな注目のされかたであれ欲が出てしまう生き物だということを示しているような内容でした
小さな権力を偉大な力と見間違えたミルハウスは、思わぬ形で、先祖同様に街のみんなに迷惑をかける形となり
また構成にミルハウス家の黒歴史が語られることになる。
というものです
このアニメの作者マッドグレーニングは哲学者とも自称しており、人間模様や、歴史は繰り返すとううことやいろんなことをギャグとともに教えてくれる天才だと改めて感銘を受けています