今シーズンは、真夏の期間に3回実施します!
満月の闇歩き登山。今年も、開催しますよーーー!
2024年は、7,8,9月の満月の夜に開催します!
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毎年新暦の7月15-16日は、
鳥取県の大山の麓にある大神山神社と、弥山山頂では、弥山禅定(今はもひとり神事とも呼ばれています)が執り行われています。
本来は、旧暦の6月14-15日か、旧暦7月14日~15日にかけて、なされていました。
ということで、うちでは、本来のスタイル(満月の夜に行われていました)で、弥山禅定(もひとり神事)の登拝をしてみたいと思います!
今は亡き、遠いご先祖様に生きていることの感謝の気持ちと、
宙の一番近くまで登頂して、宇宙に還ったご先祖様と、
自分の心のうちを照らしながら歩く瞑想的な、
望月の光をたよりに、真夏の夜の夢、満月の月光登山&ご来光ツアーを募集します。
今日でも、1300年以上の歴史ある
もひとり神事と呼ばれているこの儀式については、こちらのサイトをご覧いただいて、
その他、こちらも↓ 参考にしてやってください。
https://tourismdaisen.com/
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伯耆大山は、山岳信仰の修験道として開山して1300年以上の歴史がある山です。
もひとり神事・弥山禅定と呼ばれていました。年に1度、夏の満月の夜に、選ばれた修験者のみが
ご神体である弥山山頂に登頂し、薬草と聖水を持ち帰ることをしていました。
伯耆大山にて、1300年以上続けられてきた、山岳信仰の登拝を体験してみましょう。
今では、新暦の7月15-16日にかけてこのご神事は続けられていますが、
本来は旧暦の6月の満月(新暦が導入されてから月後れで実施するようになったのかも?)か、
7月の満月(旧暦の7月の満月に行われていたのを、新暦になっても日程をそのままにしているのかも?)
に執り行われていたようです。
旧暦の6月の満月だとしたら、1年の半分にあたる折り返しの満月、夏の大祓、水無月払いもかねているのかもしれません。
旧暦の7月の満月だとしたら、盂蘭盆会にあたるので、ご先祖様とのつながりを感じるお盆の行事も兼ねていたのかもしれません。
歴史を紐解いてと、いろんな見解、予想があふれ出てきます。
昨年は旧暦の7月の満月が、本来のもひとり神事の日だろうと思い。旧暦の7月の満月に実施しましたが、色々考えていくと、もしかしたら、6月の満月の実施か月後れになって今の7月になったのではないか?とも思うようになりました。
わからないことだらけですが、短い真夏の夜に、日本の闇夜を楽しむ、風習文化を、山岳信仰の歴史をぜひ1度、味わってみてほしくて、今シーズンは3回の実施にしてみます!
今回は、旧暦の6月の満月、7月の満月、8月の満月と、3回実施してみます。
◎旧暦6月の満月(夏の大祓、皆月祓の満月)の会
穢れ払い、上半期の振り返りと下半期に向けて、自分自身と向き合いたい方はぜひ、旧暦6月の満月の夜光登山で、心身を清め、改めましょう♪
7月21日(日) 午前0時集合&スタート 日の出5:07頃 月の入り4:14
下山予定時間 8時~9時 ※日の出前の時間、山頂小屋にて仮眠休憩をとります
前日の20日からの前泊をお勧めします
◎旧暦7月の満月(盂蘭盆会の満月)の会
自分という命をつなぎ、紡いでくれたご先祖様への感謝、意乗りをもって、自分自身と向き合い、山という自然体と一心同体になる時間を体感してみたい方へ
8月20日(火) 午前0時30分集合&スタート 日の出5:29頃 月の入り5:32
下山予定時間 8:30~9:30 ※日の出前の時間、山頂小屋にて仮眠休憩をとります
前日の19日からの前泊をお勧めします。
◎旧暦8月の満月(仲秋の名月)の会
仲秋の満月のころ、月が1年で一層輝きを増していくお月見の夜。月を愛でる、闇を愛する日本人の風習文化をどっぷり味わってみたい方へ。月が沈むまでオールナイトで満月と共に過ごしてみたい方へ。ほぼ真東からの日の出、ほぼ真西からの月の入りを観測しましょう。
9月18日(水) 午前1時集合&スタート 日の出5:51頃 月の入り5:34
下山予定時間 9時~10時 日の出前の時間、山頂小屋にて仮眠休憩をとります
前日の17日からの前泊をお勧めします。
遠方からお越しになる方は、泊まりで来れる方は
前日から大山寺エリアに入ってください。お宿など宿泊先もご紹介します。
お仕事を終えてから夜から移動してくる方は、車内での仮眠かまたは、お宿を手配ください。
前泊して深夜出発ができるお宿、キャンプ場などはご紹介できます。お問合せください。
私自身は、この仕事をするようになってから、旧暦や、24節季の暦が大好きになりました。
開業時から、満月や新月のリズムをつかった自然体験プログラムを実施して、自分自身の暮らしの中でも取り入れて楽しんできました。
私の暮らしの一部になっている旧暦、月のリズムとの体験を、今回、この伯耆の国の歴史、風習文化である
もひとり神事・弥山禅定という行事から、今回の企画につながりました。
古来から、日本人が愛してきた、闇夜を楽しむ文化、風習をぜひ、この機会に一緒に体感してまいりましょう。
今シーズンは、3回。真夏の満月の夜に、
ライトを使わない、満月の光の中で登頂する、月光登山をしてご来光をお迎えします。
夏休み期間にも入っている時期ですので、小学3年生以上のお子様のご参加も可能です。
夏の挑戦、チャレンジに、ぜひ親子で体験しにいらしてください。
また、小学5年生以上、中高生の方は、お子さんだけの参加もできます。(事前に保護者の方の承諾書を頂くようになります)
真夜中のヒトの少ない時間に、熱中症を避けた涼しい時間帯に、
熱中症の心配のない、真夏の夜の夜光登山体験。この機会にぜひどうぞ。
私は自然ガイドのため、大山登頂のガイドができません。
2名体制で。私がバックサポートさせていただく形で、
今年も、↓のひとやまを主催している西山ガイドさまにお願いしています。
満月の夜が明けたあと、山頂からのぞむご来光も楽しみましょ!
参加定員は、最大で10名です。
(お子さんのご参加がある場合は、定員数が変わります。あらかじめご容赦ください)
最少催行人員は、2名です。
装備、持ち物などはお申し込み時にお知らせいたします。
開催3日前に、催行の最終判断をします。雨天時は中止となります。
午前0時~1時頃に集合して、登頂します。(毎回、日の出の時間に合わせて、集合時間が違います)
山頂でご来光を拝受した後、
薬草の採取はできませんが、お水は採取できるかも?です。
下山予定は、朝8時から10時の間になります。(毎回、日の出の時間に合わせて下山するため、下山時間が変わります)
※悪天候の際は中止となります。また来月、また来年に延期です!
※※
遠方からお越しの方や、深夜に起きれるか不安だという方は、大山寺周辺のお宿にて、前泊をしてください。
深夜出発が可能なお宿は、ご紹介できます。
車中泊や、近辺のキャンプ場でのテント泊などもできますが、なるべく無理のないようにしてください
※※
大山登頂したことがない方、
自分の心と向き合いたい方。
これまでの自分に、ご先祖様に感謝しながら、
ただただ、ココロを無にして、黙々とあるき、歩行禅の瞑想をしたい、
少人数プログラムです。おひとりでのご参加も大歓迎です!
登山できる体力があるかどうか不安という方も、
お招きしている登山ガイドさんは、トレランも大好きで毎週大山登山をしている(山頂小屋の番人もされてます)
ガイドさまです。
歩き方や、
そして、月光の光のもとでの闇歩きのため、昼間のペースよりもむっちゃゆっくりペースになります。
体力に自信のない方は、少しずつでも良いのでウォーキングや筋トレなどで運動することを意識して観てください。
早くにご予約いただいた方には、筋トレトレッキングツアーなどの自主トレ企画をご提案してまいります。
大山登山にむけた練習会ツアーもしますので是非ご参加ください。
びびーッと来たかた、満月の夜に、ぜひ一緒に集いましょう。
お申込み。お待ちしております。
トレッキングガイド、ネイチャーインタープリターをしています。
※せれん環境教育事務所の、自然体験活動サイトです。
一人で活動しているには不似合いなくらい立派なHPですが(笑)、ご覧ください~
お問合せ、プログラムのお申し込みは こちら
月明かりがありますが、夏の星空も、明るい星たちはみれますよ。
天の川も観れるといいですね!
昨年の実施レビューはこちらのブログ記事とインスタ記事をご覧ください
昨年の実施の様子はこちら↓