12月23,24日で実施しました。

今シーズン最後になる、旅する森の実施レビューです。

(フルコースは冬の間はお休みして、桝水高原イベント森の楽校で代行します。親子コースは、冬の間はセミオーダーでの実施となります)

 

23日は。オーダーメイドでの旅する森親子コース(便乗参加も募集しているのですが、誰も来てくれないのでいつもマンツーマン対応です)

海辺で拾い物をしたり砂浜を歩いたり遊んで、焚火をして、軽くランチをしました。

海に向かって椿のお花をぽいっと投げて浮かべてみたり。

きれいな貝殻や、冬季の破片、まるくなったガラスのかけらなど、きになるものを拾い集め。

お風呂ごっこをして遊びました。

先月の旅する森親子コースから、お外で遊ぶ機会がなかったというRくん。

久しぶりにお外でおもいっきりはしゃいで歩き回ってくれました。

寒くなってくるとどうしてもお外にこもりがちなのですが、こんな風にして、お外に出るきっかけつくりにもなっていることがうれしいです。

 

予想外においしかったのは。。。。このえびせんを焚火で焼いてみたこと。

せんべい屋さんになった気分です。せんべいってすこしあっためてあげると、焼き立てのようになってこんなにおいしいなんて!!と

感動したので、翌日のフルコースのお子達にも、せんべいをおすすめしてみました!

 

24日のフルコースでは。。。

お二人のキャンセルがありまして。4名+セレンでの、5人で、十神山の森を旅してきました。

この3連休はとっても不穏な天気でしたが、23日の親子コースも活動中は奇跡的に晴れ間があり、時折降ってくる雨も、さほど強くもなく。

短い時間の降雨で、すぐにやんでくれていました。

24日も、朝からじゃんじゃんと雨が降っていましたが、活動を始める10時頃には、奇跡的に雨がやんでくれて午後からは晴れ間も見えて、1日中雨の予報だったのは、早送りして雨上がりがやってきてくれたようです。

雨の森歩きになるだろうと、覚悟して臨んでいたのですが、森の隙間からみえる、青空と。無風のベストコンディションでの今シーズン最後のたびもりでした。

 

雨でぬれてすべりやすいなあと、体で感じながら、落ち葉の階段を上っていきます。

階段の木のところ、すべりやすい!どこをあるくと大丈夫なのかなあ?と試しながらあるきます。

Fくんは、持参した笛をふいてみたくてうずうず。

迷子になったり、道がわからなくなったらふくんだ!っていいながら、小さく笛を吹きながら歩く。

落葉のなかからでてきたキノコ。

かわいい!!!tっていう反応と、キノコきらーい、っていう反応と。いろいろ。

チーズとけたみたい!チーズ色のキノコだ!

真っ白なきのこ、なめこみたいなたくさんのキノコと、12月が気温が高いからか、たくさんのキノコを見つけました。

 

そして、椿のお花も、たくさん落ちています。今回初参加の、Aちゃん。

椿のお花や気になるもの、いろいろ拾っては袋に入れていきます。

大山はどんぐりが少ない秋でしたが、こちらは、たくさんのどんぐり。長細いものから、真ん丸な子。

場所によってもこんなに違うんだねえと実感。

森の中にある、小さなお社や、お山のてっぺんにある、神様たちが集まる場所に、森で拾ってきたものをお供えしてご挨拶もしながら。

てっぺんまで上り切ったお山をさらに、どんどんと、降りていくと

 

こんな海辺に出ます!(画像がさかさになっていてごめんなさい)

森の中から見え隠れしていた水辺まで降り立ちました。

 

石や貝殻など、気になるものをひたすらに、拾っては投げてみる。

ぼちゃんと落ちたのを見て、笑う。

もっと大きなものを投げてみたいと、砂に埋もれた岩をつかもうとしてみたり。

長くつなので、ほんの少しだけ水の中に入ってみる。

Fくん、今回はスノーブーツだったので、防水機能が入ってなかったために、足元が濡れてしまいましたが。

冷たさを気にすることなく、遊び続けました。お昼ごはんのときには、さすがにつめたくなっていたのか、靴下をチェンジしていました。

 

海辺で遊んでいるころ、大きなひくい虹がでていました。

この虹が消えたら、キャンプ場まで歩いて、おひるごはんにしよう。と、なげかけてみました。

大人は虹の美しさにうっとりして眺めていましたが。

小さな人たちは、虹どころではないようで、ひたすらに、海に向かって投げ込みしたり、きれいなものを拾い集めたり。

季節外れといえばそうですが、冬の海辺遊びを楽しみました。

虹が消えていなくなったので、少しお茶休憩をしてから、キャンプ場まで、あるきます。

ひろーく開けたこの場所まで、たどり着いて、おひるごはん。

お日様の光ももらいながら、お外でたべました。

 

KちゃんとYちゃんの、小学生チームは、すっかり食べる準備をして、少し小さい二人が、準備が整うを待っていてくれました。

お手伝いして上げてーとなげかけるかな、それとも、小さな二人が自分たちで準備するのをまってみようかな。。。

どうするかなあ。小学生チームが自発的に、お手伝いをしに行けたらそれもそれかなあと、しばらく様子を眺めてみました。

どちらがいいとか、悪いとかでもなくって。

AちゃんとFくんが自分で自分のことをするのを待ってみてもいいし。お手伝いをしにいくのもいいだろうし。

どちらになっても、良いのだと思います。もちろん、必要に応じてこちらから、声をかけたり、お願いをしたりもする。

今回は、1度出会っている子たち同士でもあるので、こちらからお声かけはせずに、様子をみることにしました。

 

大きな大人も、おなかがすいていたので、早く食べたくって(笑)

おーい、早く、いただきますしたいから、みんな待ってるよーっていうお声かけはさせてもらいましたが。

小学生チームも、私も、気長に待つことができました。

みんなでいただきますをして、おひるごはんタイム。

 

そのあとの自由時間は、早く食べ終わったKちゃんとYちゃんは、不思議な杖つきじいさん歩きをして遊び。

ゆっくり食べて笑ってしながらも、食べ終わってからは、Kちゃん、Fくん、Yちゃんは海辺で遊び。

Aちゃんは、私の動きに興味があったのか?薪を運ぶのを手伝ってもらいました。

 

3人が遊んでいる間に、Aちゃんとは、ゆっくりとマッチを使って火をともすことをしました。

なんども、なんども、マッチを擦ってみる。

ちからのかげんや、ぼっと火がついてびっくりして、マッチ棒を手放さないようにゆっくりと焚火用においた木っ端に置いてみたり。

そうしているうちに、3人もやってきて。

焚火を2つ作って、焼き焼きタイム。

Kちゃんも、Fくんも、人生初めてとなる、マッチを使って、火付けにチャレンジしてみてもらいました。

 

 

 

(焚火の画像が1枚もなくってごめんなさいー)→その後、Yちゃん母様から、焚火の画像をいただきました。

親さんが合流してからの焚火写真です。

 

なかなか、火が安定しなくて、みんなでふーふーと、息を吹きかけて、炎を再燃したり。

杉の葉っぱをたくさん拾ってきてもらったり。

すっかり濡れてしまったFくんの、靴下と靴を乾かそうとしてみたり。

トングを使って、炎の位置を変えてみたり。

焚火をつかって、リンゴやミカン、せんべいなど焼いていきました。

 

14時半ころには、親さんも合流しての、焼き焼きおやつタイム。

お餅や、干し芋も、さらに加わり、楽しい、焚火おやつタイムとなりました。

なんだかんだとしていたら、16時過ぎまで、遊びつづけていまして。

みんなで楽しい焚火と森歩きの時間になりました。

 

Fくんは、

また歩いていって、朝の場所まで戻る!といって、元気がまだまだ有り余っていました。

少し背が高くなっていたKちゃんは

4月にお会いしたころよりも、声がたくさんでるようになって、1つ上のYちゃんとも自然とお友達になっていっぱい、お話をしていました。

わたしにも、いろんなことを話してくれました。

リピーターのYちゃんは

やっぱり、火が大好きなようで、夕方からあるスイミングの時間ギリギリいっぱいまで、焚火のお守り、火の管理をしてくれていました。

もくもくと、無言で、炎とむきあい、消えそうになったら息をふーふーふきかけて、再燃焼をさせてみたりと、火の扱いかたが、さらにレベルアップしていました。

初参加のAちゃん

ねえねえ、見てみてーが連発してたくさんのみーつけたがありました。

ぐはははーと笑いながら、終始笑顔で森と水辺を楽しんでくれました。初めてお会いした時、ちょっと幼いかなあ?と感じていたのですが、みんなで助け合って声を掛け合っていこうね。お願いごとしたら、ありがとうっていえるかな?とお声かけするとありがとうがちゃんと言ってくれました。

 

おはよう、今日はありがとう、もってくれてありがとう、拾ったのをくれてありがとうも、ごめんねーも。

どの言葉も、大好きがあふれています。

大好き、また会おう、友達だよーっていう気持ちで、自然と、おはようも、ありがとうも、ごめんねも。

言えるようになれること。

ごめんねも、わざとじゃない、自分は悪くないっていう感情が先走っていても。自分のことを最優先にしていても。

そのことまた、遊びたい、好きになりたい。また会いたいっていう気持ちがあれば、ごめんねという、仲直りの言葉がするっと出てきてくれるのかなあなんて。今シーズンは感じながらいました。

一人っ子や、兄弟同士、親子との関係性など、いろんな環境によって、ありがとうやごめんねが、自然とするーっと言えない子が多いなあって感じていた1年でした。

ありがとうも、ごめんねも、おはようも、バイバイも。

みんな、大好き、また会おう。また遊ぼう。っていう気持ちから、くる言葉なんだってことを。

どうやって伝えていけるのかな?伝わっていくかなあと思いながら、実施していた、旅する森のフルコースでした。

 

おのずと湧き上がる、感謝の気持ち。有り難いと思う気持ち。当たり前にお世話をしてくれること、お願いを聞いてくれる家族や父母が

あたりまえではなく、大好きからくる愛情なんだって思えることは、まだまだ先の、もすこし成長してからのことかもしれません。

理屈ぬきで、ね。感覚的といっていいのかな、自然と、ありがとうっていえる、ごめんねっていえるんじゃないかな?っていうのを、私の中では、旅する森を実施しながら、ずっと試し続けているのかもしれません。

 

わるいことしちゃったなあ、でも、このことはもっと遊びたい、一緒にいたいんだって気持ちで言える、ごめんねも。

また一緒に遊ぼう、会いたい!って気持ちでいえる、ありがとうも。

どちらも、おんなじで。自分の気持ちを出すこと、目でも、表情でも、しぐさでも、そして、言葉でも。いろんなツールで気持ちを素直に表せるようになれたらいいな。

森の中だと、自然に触れあうことで、素直に、表現できるといいなと思います。

 

今シーズンで、旅する森は、終了します。

親子コースにしても、フルコースにしても。来春から、どのように実施していくのかは、はっきり言ってまだ、答えが出ていません。

※親子コースは、セミオーダースタイルで、冬の間も続けてまいりますので、ご希望をオーダーくださいませやりたい、続ける気持ちはしっかりとあるのですが、やり方、ツールを変えていくだけといえば、それだけのことなので。

来春から、どんなふうに活動を続けていくかなあとのんびり、模索していこうと思います。

一区切りとなりましたが、2008年から、続けてきました米子版森のようちえん 当初は森の楽校というネーミングから、単発イベントから定期プログラムに移行して、旅する森というタイトルで活動をしてまいりましたが。

10年近くの間、ご参加いただきました皆様、ほんとうにありがとうございました。

 

また来年の3月頃か、4月頃に。新たなステージで、活動の場で、お会いしたいと思います。

どんな風にしていこうかな?と検討中ですので、ご意見やアドバイスいただけますと喜びます!

冬の間は、椿の家の森をつかって、自然遊びをするお茶会もします。まだ日程などは決めれてないのですが。。。。

椿の家の森で、冬の自然遊びしながら、来春からのこと、お話ししましょう。

 

または、冬の間に開催する、森の楽校イベントでお会いしましょう!

詳しくはこちら↓

https://ameblo.jp/seren-daisen/entry-12423206168.html

 

ほんとに、ほんとにありがとうございました!!!!