-----その日の平均気温は28℃を軽く超え、例年にもない猛暑日となっていた。
「…マリーちゃん、ホントに行きたいの?」
「う、うん…」
メカクシ団では、プールに行こうという話で持ちきりだった。
ほかならぬマリーからの提案である。
「おいおい、こんな暑い中外に出るのか…?」
「…死ぬ」
そういってぐったりしているのはキドとシンタロー。ともに屋内待機希望らしい。
「いーじゃんよーたまにはさー。それにキドも、ヒラヒラの水g」
「ああああカノそんなこと言ってるとまた…」
「んがっ!?」
「…それ以上は肩が外れるぞ…」
そういってカノはお決まりの如くキドに絞られていた。(おしおきだけは忘れないキドである。)
「プールってなんだかよくわからないですけど、楽しそうですね!行きましょうご主人様!!」
「そーだよお兄ちゃん行こうよー」
「……み、水」
エネとモモは、シンタローの説得に追われていた。
無論、シンタローはそれどころではないのだが…
「お、おねがい…皆でいこ?」
そんなマリーのお願いをしぶしぶ了承したキドは、仕方なく支度を始めた。
--------そしてこの時、モモは大変なことに気がついたのだった…。
「…エネちゃんどうしよ」
------------------------------------------------------------続く
