この記事がブログをはじめて1000回目の記事。


3年前の5月に緊急入院をして胸水を抜いてから、子宮卵巣全摘出手術。
6月に卵巣癌の告知を受けて、沢山悩み、セカンドオピニオン、サードオピニオンにも行って、追加のリンパ節郭清と6回の抗がん剤治療を受けようと決意しました。


癌になってしまった事で悲しみや不安でいっぱいになっていた頃、私に何かあった時に、私の人生の記録を残し、いつか家族に読んでもらえたらと思ってブログをはじめました。
特に息子には私の生き様をいつか読んでもらえたらと強く思ったのを今でも覚えています。
↓は1回目の記事。


手術前の不安な時に応援のコメントを頂いたりと、本当に心強く嬉しかったです。
ブログを通じて沢山の方と出会い、経験者の方の言葉は何よりも不安でいっぱいだった私の心に響きました。


癌治療は経験してみないと本当にわからないものです。
抗がん剤治療は辛いもの、TC療法は髪の毛が抜けるもの、抗がん剤治療は身体に良くないなんていう情報も沢山あって、そんな情報を知れば知るほど辛いものだと決めつけて嫌なイメージの想像ばかり。


リンパ節郭清手術だってリンパ浮腫やリンパ嚢胞にもなる可能性がある。
リンパ浮腫になったら治らないという情報もいっぱい。



でも私は抗がん剤治療の副作用は髪の毛なとが抜けた以外はほとんどありませんでした。


骨盤抑制の時は気をつけていたけれど、それ以外は好きなように出歩いたりしていたし、骨盤抑制の頃に診察で白血球の数値をあげる注射を必ず実施する方針の主治医の先生だったから、抗がん剤治療も延期なく計画通り6回。


私はリンパ浮腫やリンパ嚢胞にもなってしまったけれど、リンパ浮腫も治ったし、リンパ嚢胞も5cmのサイズのものが自然に消えました。



リンパ浮腫は自分にできる事をいち早く取り組んだから治ったし、個人差はもちろんあるけれど、わたしのようにリンパ浮腫だって完治する例もあります。


抗がん剤治療だって、結果として私はあまり辛くはなかったです。
むしろ仕事を休職して、味わう事のできなかった楽しい自由時間を満喫する事ができました。


何事もやってみなければわからない。
情報に振り回されて、何もしないうちに勝手に想像して不安になって過ごす時間は、本当にもったいないという事も卵巣癌になって学んだ事です。



そしてあれほど拒んでいたリンパ節郭清手術と抗がん剤治療をしたお陰で、今は不安などなく毎日楽しく元気に充実した日々を送れています。


これからの人生、何が起こるかわからないけれど、何か起きたらその時は悔いの残らないよう全力投球して、今は1日1日を大切にして私らしく生きていこうと思います。


いつもブログに来て下さったり、コメントやメッセージを下さったりした皆様、本当にありがとうございました。
治療中の方々が快方に向かわれる事を心からお祈りしています!


このバラはRi Chu Hai。
大好きなチャイナローズ。
今年も綺麗に咲き始めてくれました。