私は自分が癌になる前は、癌になったら生活が圧迫されるくらい、すごくお金がかかるというイメージしか持っていませんでした・・・・



でも実際はかなり最小限の出費で治療ができ、本当に有難く思いましたラローズ18



自費診療の治療をしない限りは、様々な制度があって、治療費は何とかなるものだと卵巣癌の治療を通じて国や健康保険組合の制度に改めて感謝をしていますキラキラキラキラ





①まずは高額療養費制度



これはその人の年収によって毎月の限度額は違うけれど、事前に健康保険組合に申請すれば限度額適用認定証を送ってもらえて、保険証と一緒に病院の窓口に出せば、限度額以上の医療費がかかってしまっても、負担をしなくてもよい本当に有難い制度ハート



私の場合は会社の健康保険組合が年収に関係なく、一般的な限度額の金額よりも更に安くなるように、プラスαの金額を健康保険組合が毎月負担してくれる制度があったので、手術や抗がん剤治療をしても毎月本当に安く、卵巣癌の治療ができましたラローズ18





②そして仕事をしていたら利用できる傷病手当給付金。



私の会社の場合は毎月専用の申請用紙に病院で記載をしてもらって申請する形でした。

普通の診断書とは違って、確か1通300円くらいで安く作成してもらえますウインク



休職中は、傷病手当金が毎月入ってきたので、厚生年金や健康保険料、税金など毎月支払わなくてはいけないものも、傷病手当金がお給料代わりに入金されていて、それでまかなえたので、足りない支払い分を会社に振り込む必要がなく、本当に助かりましたラローズ18





確か傷病手当金は休職したら1年6ヶ月間は健康保険組合からお給料の6割くらいは出ると思うのですが、会社によって違うかもしれません。



私の会社は3年間休職ができ、その3年間はずっと傷病手当金が支給されて、健康保険組合で出ない分は会社が負担してくれるので、傷病手当金も3年間は毎月お給料の8割以上支給をしてもらえますラローズ18



これは会社によって制度が違うかもしれません。





癌になって仕事を辞めるかどうか悩んでいらっしゃる方がいたら、会社で認めてもらえるなら休職をさせてもらって、傷病手当金を給付される形を1番お勧めしますキラキラ



もちろん復職する事が前提だと思うのですが、会社を辞めてしまったら傷病手当金は出なくなってしまうので。





③それから癌保険やその他の保険



私はこれまで、普通の保険しか入ってなくて癌保険は入っていなかったのですが、数年前に乳がん検診で再検査になった時に慌てて癌保険に入りました。



慌てて入ったので、内容はあまり確認しなかったのですが、癌と診断されたら入ってくる1次金。

そして入院だけでなく通院も給付されました。



癌になって思ったのは、通院で検査を受けたり、お金がかかる事がとても多いので、これから入る方は通院補償は充実したものを入られるのをお勧めします。



私の癌保険は、放射線治療はプラスαで入る保険でしたが、抗がん剤治療は入らないものでした。

こういう所も調べた方が良いかもしれません。





私の病院では抗がん剤治療は2泊3日の入院でしたが、病院によっては通院で抗がん剤治療という所も多いみたいなので、通院補償のある保険に入っておくと本当に良いと思いますウインク



あと、主人がたまたま入っていた私の保険は、癌と診断されると、その後の保険料は支払いをしなくても良いという特約を入っているものがありましたラローズ18



これも本当に有難い特約だと思います星星





④リンパ浮腫



私は昨年リンパ節郭清手術後すぐにリンパ浮腫になってしまい、リンパ浮腫外来のない病院で手術を受けたので、入院中は色々なリンパ浮腫外来に問合せをしました。



病院によって様々でしたが、予約も取りづらく、自費診療の所も多かったように思います。



でも私は健康保険が適用になる病院に行きましたウインク





病院によっては弾性ストッキングの試着やサイズ合わせするだけでも、1万円近くとかなりの費用がかかるところもあったのですが、健康保険が適用になる病院は弾性ストッキングの試着、採寸、サイズ合わせは特別な費用はほとんどかかりません星星



私の場合はリンパ浮腫外来に通い、メディプラスのクラス2の弾性ストッキングを購入して履いていましたラローズ18



でも私のリンパ浮腫が治ったのは、弾性ストッキングを毎日履いていたからではなく、毎日↓のレッグリフレと骨盤おしりリフレを同時使用して、その日のむくみをその日のうちに取っていたからだと思いますハートハート





多分月に1回くらいのリンパドレナージだけでは、難しいのではないかなーと思うのが私の個人見解です。



やっぱり皮膚が硬くならないように日々のお手入れをする事が、私のリンパ浮腫が治った大きなポイントだと思うのでウインク




⑤弾性ストッキング購入費用について



私が購入した弾性ストッキングは、メディプラスのパンティストッキングタイプで1足20,520円。
つま先加工されているタイプはプラス2,160円なので、私はつま先のあるタイプにしたので、計22,680円。
これを2足購入したので、合計45,360円。
もう驚きの価格でしたおーっ!



でも健康保険組合に、病院でもらった弾性着衣等装着指示書と領収書と購入明細を申請書と共に送って申請すれば、7割は後で戻ってくるので、実際は2足で13,608円。
1足あたり6,804円の負担になりますラブ
これは本当に有難い制度でしたキラキラキラキラ


普通にドラッグストアで売っているものもいくつか使用しましたが、やっぱり圧も違うし、履いた後の効果は私の場合は全然違ったので、きちんとした弾性ストッキングの方が良いかと思いますウインク




もし購入されるのであれば、病院で弾性着衣等装着指示書を書いてもらって、きちんと自分に合う弾性ストッキングを購入されて、弾性着衣等装着指示書や領収書などを申請書と共に申請すれば購入費用の7割は戻ってくるので、こちらの方がお勧めだと思いますウインク


ちなみに私はリンパ浮腫外来に通っていましたが、レッグリフレのようなエアーバックのリンパ浮腫専用のマッサージ機を使ってマッサージしてもらって毎回数百円くらいでした星星




⑥癌になったら会社をやめなくてはいけないのか?


会社の労働規約に基づいた形になるとは思うのですが。。


解雇については第49条に勤務状況が著しく不良で、改善の見込みがなく、労働者としての職務を果たし得ないとき
等、色々な条件が書かれていますが、癌になったから辞めなくてはいけないという事はないように思います。




それは会社の規約にもよるし、治療の流れもあって、本人の身体の状態にもよりますが、会社の制度で休職させてもらう事が可能で、復職して仕事をする気持ちや可能性があるのなら、休職させてもらった方が良いかと思います。


ある程度の年齢になってからは、よほどのキャリアがないとキャリア採用も難しいだろうし、定期的に通院が必要の場合もあって、会社に迷惑をかけてしまうこともあると思うので、理解をして下さる会社で仕事をしていた方がずっと気持ちも楽だと思います。




私の会社は社員数がとても多いので、人事部長に聞いたところ、癌になって休職して治療を終えて復職している人も本当に多いと聞きましたあげあげ


特に私の勤務するフロアにはステージⅣの方も復職して仕事をなさっていると聞いて、休職に入る前はとても励みになったのを覚えていますラローズ18




私は仕事に復帰して本当に良かったと思っていますハートハート
何よりも日々のやりがいが違う。
そして病気の事を考えなくて済む時間が作れる星星


病気の事を一切忘れて、卵巣癌になる前と同じように病気とは関係のないお話ができるラブ
これは何よりも精神的にプラスになるように思います。




病気の事を忘れて、病気とは全く関係のない人達と日々過ごしていたら、気持ちもとても明るくなって、プラスの効果がとてもあるような気がしますラローズ18


これは復職して4ヶ月の、あくまでも私の体験談ですが、病気の心配をする時間もなく、やりがいを見つけて過ごしている時間は本当に大切な時間のような気がしますキラキラキラキラ


これらは、あくまでの私の事例で多くの方に参考になるかどうかわかりませんが、これから治療を考えている方の参考になりましたら幸いですラローズ18