映画見返し第25弾です。
『マリー・アントワネット』(2006年)
評価(5段階評価)
3.0 ★★★☆☆
見どころ
キルスティン・ダンストが、ひとりの女性として葛藤するマリー・アントワネットの繊細な心の動きを表現。80年代のUKロックやマカロンカラーの映像がスタイリッシュだ。
ストーリーと感想
ハプスブルグ家の末娘、マリー・アントワネットは14歳でフランスのルイ・オーギュストと結婚した。ヴェルサイユ宮殿での生活に戸惑いながらも、贅沢三昧の日々を送るマリー。やがて彼女は待望の世継ぎを出産するが、財政難に困窮した国民は暴徒化し…。
時代は1768年。フランスとの同盟を強化するため、オーストリアからフランス王室へと嫁ぐマリー。彼女の役目は世継ぎを産み、王位継承者をつくることだった。しかし、毎晩王太子ルイと同じ寝室で過ごすものの、夫婦関係は進展しない。やがて周囲からはマリーを責めるような噂が広まり、ついにはルイの弟夫婦に先に子どもが生まれてしまう。落胆したマリーは、食欲や物欲で心の隙間を埋める毎日を送るが、ある夜に訪れた仮面舞踏会で、心惹かれる人物と出逢うことになる。
『死ぬまでにしたい10のこと』(2003年)
評価(5段階評価)
3.0 ★★★☆☆
見どころ
余命わずかと宣告された主人公が、限られた時間の中で人生と向き合う姿を静かに描く感動作。サラ・ポーリーが、母として、一人の女性として揺れ動く繊細な心情を自然体で演じ切る。
ストーリーと感想
23歳のアンは、失業中の夫と2人の娘と暮らす、ごく普通の母親。ある日突然、余命2か月と宣告されるが、その事実を誰にも打ち明けず、「死ぬまでにしたい10のこと」リストを作る。限られた時間の中で、一つずつ願いを叶えながら、自分らしい人生を見つめ直していく。
いつもの毎日。夜間の清掃の仕事を終え、母を迎えに行って家まで送り、自分も隣にあるトレーラーへ帰って眠りにつく。そんな日常を送っていたアンだったが、ある朝、激しい腹痛に襲われ倒れてしまう。妊娠したのだと思っていたアンだったが、医師から告げられたのは腫瘍ができており、すでに転移もしているため手の施しようがないという残酷な診断だった。もし自分だったら、死ぬまでにしたいことは何だろうか。そんなことを自然と考えさせられる作品だった。

