映画見返し第10弾です。
『私の中のあなた』(2009年)
評価(5段階評価)
3.5 ★★★★☆
見どころ
ジョディ・ピコーの小説が原作のヒューマン・ドラマ。病に冒された姉のために臓器を提供してきた少女が、両親を提訴したことから浮き上がる家族の苦悩や愛情を見つめる。
ストーリーと感想
白血病のケイトを姉に持つ11歳のアナは、遺伝子操作によって姉へのドナー提供を目的に産み出された少女だった。そんな出自に悩むなか、姉への腎臓提供を両親に迫られた彼女はふたりを起訴することに。弁護士でもある母のサラは、娘と戦う決意を固めるが…。
『子どもは両親の愛の結晶』その言葉は必ずしも正しいとは限らない。子どもの誕生は偶然であり、時にアクシデントでもある。しかし、アナは自分を偶然の産物ではなく、意図的に創られた命だと語る。そんな彼女が突然「処置を拒否したい」と言い出した。その本意とは何なのだろうか。
『アリスのままで』(2013年)
評価(5段階評価)
3.5 ★★★★☆
見どころ
ベストセラー小説を映画化。記憶を失う恐怖と向き合いながらも、今を生きようとする主人公を心震わす名演で見せたジュリアン・ムーアはアカデミー主演女優賞に輝いた。
ストーリーと感想
夫と3人の子供に恵まれ、幸せな日々を送る50歳の大学教授アリス。だが講演中に単語が出てこなくなるなど物忘れが頻発し、検査の結果、若年性アルツハイマー病と宣告される。しかも遺伝性とあって子供たちも動揺する中、アリスの病気は進行していくが…。
単語を忘れるのは、単なる物忘れだと思っていた。しかし、よく見知っているはずの大学のキャンパスで迷子になり、病院で検査を受けることになる。脳細胞が死に、自分が人生を捧げてきたものが何もかも消えてしまうことに、アリスは恐怖を感じる。夫との約束さえ守れなくなり、それでも少しでも『自分のままでいる』ために動画を残す。

