3/11 14:46に始まったこの度の試練は
数日/数週間で克服出来る規模のものでない事は
すでに皆様も実感されていらっしゃる事と存じます。
今、この瞬間に生きている
わたし達には
各々の出来うる形で
日々、現況を掌握し事態の悪化防止と復旧/復興に邁進する使命がありす。
この小さな島国 日本は
過去二回の『原爆投下実験』の舞台とされるも
立ち上がり、復興・発展してきた歴史(実績)があるという事を再認識して下さい。
事件発生直後の歯切れの悪い(不器用?!)会見や各種メディア上で皆様の
『被曝』に対する不安をあおるものとなっていた様な印象は否めません。
ヒトは正体のよくわからないものを恐れ、実態評価を冷静に出来なくなる傾向があります。
まずは、正確に情報を読む予備知識を共有して下さい




参照サイト:
日本語版pdf.
この福島第一原子力発電所の構造や設計
通常の内部でのオペレーションや
今回の様な被災時に置ける危機管理対策としての幾重ものプロセスがあるという事。
私たちのこの狭い国土に置いて、これまで
原子力発電所が日々の生活を支えてきているという実績。
今回地震後、危機管理プロセスは順次すすみ
あれだけの規模の津波で原子炉冷却のための非常用電源故障後、
さらに進んだプロセスが順次執り行われ
現在もかろうじてコントロール下にあり、
今もこれからも出来る限りの対策/対応がなされているのです。という事を知りましょう。
原子炉が本当にコントロール下に置けなくなったら、、、みんな退去しかない訳ですから。。。
被曝は距離と曝露時間を考慮されるものですよね。
屋内退避区域より
かなり広範囲で被曝を懸念し、
支援物質や救護のための転院搬送が躊躇されているという情報が
昨日・今日はたくさん聞かれてます。
距離と時間、風向きをを考慮し、
測定放射性物質の単位もmSvなのかμSvなのかきちんと情報を確認して下さい。
現場付近はmSv
近隣県内や首都圏ではμSvになってますよね。。。。
器官形成期の胎児を身ごもられている妊婦さんたちは
余裕を持った避難・退避をもちろんしていただきたいとは思います。
少なくとも都内近郊で、これまでの経済活動を維持する事も投げ出して
南や西に逃げてる場合ではありません。
生き残った私たち以外の誰が
復旧・復興に向け経済を維持するのですか?
今日は
冷却機能が失われ、深刻な状態が続いている福島第一原子力発電所の3号機で今日、自衛隊などによる使用済み燃料プールへの注水作業が行われました(機動隊の高圧放水車からは、、、届かず、、、残念でしたが)。
本日の、空からの散布注水と30トンの放水注水で3号機内に保管中の使用済み燃料プールへの冷却効果は、20時の最終の注水後の外部環境での放射線量測定比較のデータとしての確認が出来ておりませんが。少なくとも今一番心配な使用済み燃料の冷却に功を奏し、外部電源供給なされるまで安定した状態(現況以上に不安定にならないように)を保てる様に願います。
『ものつくりの国』の私たちが建造し使いこなしてきたはずの発電所に
想定されるリスクの5倍のエネルギーの災害を受けても、依然コントロール不能にさせていない実績は世界中からも注目される、誇り高い現実でもあるという事をお忘れなく。
心配のメッセージいただいている方々
有り難うございます、私は12日以降もこれまで通りの経済活動を維持しています。
レオニダス共々無事でおります。
写真は11日の地震数時間前のレオニーさんの『笑顔』です。

13日から医療支援の申し出を開始しましたが今日現在も依頼待ちです。
復旧/復興は長期にわたると考えますので、今後も自身の普段通りやるべき事をやりながら
連休となっている休日等を使ってご協力させていただこうと考えております。