時々、恐れの中にどっぷりといて、具合が悪くなったり、意味のわからない震えが止まらない時があります。
動揺から、恐れがあらわになった時です。
深刻さがどんどん増していき、とにかくずっしりと重いので、言いようのない不快感の中にいることになります。
このようなネガティブな動揺は、この世界の考えでは、悪いこと・嫌なこととして捉えますが、コースを学んで実践しているなら、これぞ赦しの実践のチャンスだと言えます。
しかし、この時、恐れの悪夢は実在すると信じているので、それは実在しないと言われても、何の助けにもなりません。
聖霊はそれをよくわかっています。
だから、良き教師はこう教えてくれています。
ここにきなさい。
ここから見なさい。
と。
時空を超えた原初の瞬間に戻って、聖霊とともに見るなら、何が間違いで何が正しいか、正しい識別ができるよ。と。
何が狂っていて、何が正気なのか。
ちゃんと識別できるようになる。
だから、ここまできなさい。と。
ここからともに見るなら、夢を夢としてみれるから、悪夢に怯えることもなく、自我を安心して見れるよ。
そうして、聖霊を愛の存在として感じるなら、深い平安と軽さがあり、その二つ(自我と聖霊)を見比べるなら、必然的に、
聖霊の方がいい。
なぜ私(心の決断の主体の自己)は今まで自我を選んでいたんだろう。
私は本当に間違っている。狂っている。
と、わかり、そうして心の自分が学んでいけるわけです。
彼らをひどく怖がらせてきた悪夢の数々は実在しないと、彼らに知られることはしない。
子供たちは魔術を信じているからである。
ただ、今では彼らは安全だと、安心させてやればよい。
その後で、眠りと目覚めの違いを認識できるように彼らを訓練する。
そうすれば、彼らは夢を怖がる必要はないと理解するようになる。
(『奇跡講座』テキスト第6章Ⅴ.聖霊のレッスン2.2:4)
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