この清掃ツアーの日は、
灯台の入り口から
なかを覗くくらいは
できるかもしれないけど、
『のぼれませんよ』と
はじめから
言われてました。
だから、
灯台に入ること自体
当てにしてはいなかったし、
白州に上陸できて、
直に白州灯台を
見ることができただけで
嬉しくて、
後は黙々と漂流物拾いに
勤しんでいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/24/a9/j/o0800060013406715342.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/a4/d3/j/o0800060013406715546.jpg?caw=800)
時々
清々しい気持ちで
灯台を眺めながらの
ごみ拾い。
結構楽しかったです。
港に帰る準備をする
というくらいの時間になって
それまで
灯台を囲んでた
人の波が
かなり少なくなったので
これを機に
最後に
灯台をよく見ておこう
と思いつつ
灯台の入り口へ
向かってみることに…。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/3d/f9/j/o0720096013406715686.jpg?caw=800)
この扉、
やっぱり潜水艦か
スターシップの
入り口みたいで好き。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/b6/d9/j/o0720096013406715809.jpg?caw=800)
白州灯台は今年の3月に
改修工事が済んだばかり
とのことで、
相当痛んでいた感のある
内装の残骸が
一階の床に
少し転がってました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/36/a6/j/o0720096013406715987.jpg?caw=800)
灯台の中も
ペンキ塗りたてみたいに
ピカピカ。
鉄製(?)の華奢な螺旋階段も
しっかりとくすみのない漆黒。
そこにいらした
海上保安部の方が
『ちょっと入るくらいなら
いいですよ』と
言ってくださったので、
灯台一階に入って
中を見させて頂いて
いたのですが、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/27/27/j/o0800060013406716113.jpg?caw=800)
螺旋階段や
天井のシンプルな装いが
素敵で
もっと近づいて
じっくり見たくて
『ちょっとのぼって
いいですか』と
聞いてしまったのが
良かったのか、
悪かったのか…。
『いいですよ』と
言われるまま
ご厚意に
甘えさせていただいて
5階の灯室まで
上がり込んでしまいました…。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/ee/68/j/o0800060013406716252.jpg?caw=800)
軽率な感想
かもしれないけれども、
もう、
ここに住めるものなら
住み込みで灯台守りを
したいくらい。
1階と5階の灯室以外は
がらんとしていて
部屋には何も置かれては
いないけれど、
きりっとした外観に反して
素朴さが素敵な内装だと
思いました。
サンクチュアリ
みたいな感じなんです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/a1/48/j/o0800060013406716394.jpg?caw=800)
1階を除く
各階の床は
補修が難しいのか
大分と黒ずんで
ギシギシ言うがままの状態
だったけれども、
その他は天井まで
ピカピカ 真っ白。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/dc/c3/j/o0800060013406716547.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/4d/e1/j/o0720096013406716669.jpg?caw=800)
灯室は
真ん中に立つLEDの灯器を囲んで
人が三人立ったら満員
といった感じの
こじんまりとした空間。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/75/a9/j/o0720096013406716858.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/4c/3a/j/o0800060013406716976.jpg?caw=800)
回廊上に太陽電池パネルが
設置されていると
教えて頂いたので
灯室から覗いて見ると、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/fa/78/j/o0800060013406717182.jpg?caw=800)
鳥避けのついた
パネルの台の下に、
どこから持ってきたのか
小枝を集めて作られた
鳥の巣があるのを
見つけてしまいました…。
発電パネルの下に
巣を作ってしまうなんて、
不運な親鳥。
あの巣、あとで
海上保安部の方に
撤去されて
しまったかもしれないと
ちょっと気がかりです…。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150826/00/seraphina-sandersonia/8b/1b/j/o0800060013406717427.jpg?caw=800)
灯台の上から見る
砂州もきれい。
ここから見ると、
白い砂州の砂が
海水に接触して
少し赤く見えています。
この砂州の地層は
第三系芦屋層群という
化石が出土するくらいの
古代のものなのだそうです。