はいこんばんわ。

今日は我々宝石に携わる者としては衝撃の1日でした。
全国宝石学協会の倒産。

日本では宝石鑑別、鑑定と言うのは何の資格も許可も必要無い商売。
ですから「俺今日から鑑別屋!」って言えば鑑別屋です。
まあ客は来ませんが(笑)。

どんな事でも有る程度のコンセンサスが必要で、それが社会的信用を
勝ち取る、と言う事を全宝は1986年の開業以来守ってきた。筈。

それが不景気と消費低迷による鑑別鑑定依頼の減少でダイヤグレーディングに
ゲタを履かせてしまった。
その方が販売業者が喜ぶから。

そして件のダイヤモンド・グレーディング問題に発展・・・影響は色石鑑別にまで及び・・・・・倒産。

そもそも何の資格も許可も必要無いのだから、信用を勝ち取るのが一番大切なのは鑑別鑑定機関が一番わかっている。分かっているのだが、金には勝てない訳です。商売だから。

ワシは本来、ダイヤグレーディング鑑定と色石鑑別は全く別の意味だと思っているし、こんなのはそもそも商売として(日本では)単体業務として成り立たせるのは無理が有るのでは?と思っている。
考え方としてね。金出して何の公認も無い機関で石見てもらう・・・と言う行為と、それを裏付けにして販売する行為が。

ダイヤのグレーディングなどは米国GIAが「勝手に」決めた事なのでGIAで鑑定すリャ「糸冬 了」。チーン。

そして現状。色石の権威が居なくなっちゃった。日本から。
ラーメン屋(中宝研→中宝軒)で色石見てもらうのは正直「んー」だし。
まあ精度、確度は昔に比して上がってるけど。

やはり日独宝石研究所様に頑張って頂くしか無いか。
古谷さん。有る意味ビジネスチャンスです。シェア拡げて下さい。ぜひ。

長くなった。

さて今日のルース。


宝石の「神秘」!「作り」の極意!

見事なヴィヴィッド・ピンク。スリランカ産スピネル1.18ct。

スリランカはご存知島自体が宝石の様な所。どこでも・・・って訳じゃ勿論無いが、掘ったら出てくる夢の島。

そしてスリランカの人は、その資源をものすごく大切にしている。
宝石を採掘するのに、基本的に機械を使うことを禁じています。

資源の保護が目的ですね。

実際人力で縦穴(ピットと言います)を30m以上掘るのだからかなりの重労働。しかも確実にそこから出るとは限らない。

スリランカの宝石は、だからこそ人の汗とか苦労、ラッキーとか・・・人生模様が見えてくる感じがします。
美しいというのは簡単じゃ無い・・・と言う、そんな気持ちね。

このルース。見慣れないミニ鑑別がついてます。写真の奴ね。

これはスリランカ国立の鑑別機関N.G.J.Aのものです。
宝石に対するスタンスの違いは、タイランドのG.I.Tでもそうですが、国を挙げてその石が何であるかを示している訳ですね。

正直、こう言うのが本来の鑑別。
営利目的での鑑別業務と言うのは、どうしても歪が出る可能性がある。
逆にスイス・グベリンの様に自社のルースを保証する、と言う目的での、当初の鑑別業務ってのの方が、自社の信用に関わるのだから理に叶ってる。

日本では誰が言い出したか知らんが鑑別は鑑別屋で・・・となっているが、十二分に勉強した販売店が自社で鑑別書を付けるのは全然問題無いと思うんですよね。


このルースは明日ショップに並べます。が、気になる方は先にメール下さいね^^。











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