アホアホ銀行の迷惑な新サービス


暗証番号で呼ばれる











ようこそ


あーテステス、こちらセラパパ


当ブログは4年前まで169cm/90kgだった糖質を心から愛する

陸上経験ない、若くない、痩せてない

というナイナイ尽くし

三重苦ヘレン・ケランナー

マラソンを走る上で最も適さない最低スペックなおっさん(※サブスリーを狙うランナーでここまで悪条件が揃った輩が他にいるだろうか?尊敬するみやすのんき氏くらいしか知らない)が、一念発起で大減量して

90kg→58kgと32kg減。一人でコミットに成功


やったことはざっくり4つ


食生活の抜本的改善(消費>摂取)
ランニング(有酸素運動で脂肪燃焼)
筋トレ(筋肉をつけて基礎代謝UP)
デブ脳矯正(満腹にならないと気が済まなかったり、無性に甘いものが欲しくなったり、ドカ食いしたくなったりする衝動の矯正)
特にランにハマり、春夏はトレラン、秋冬はマラソン三昧(5時間44分34秒のワースト記録を持つ)それに感化された小学生の娘姉妹もランや登山の楽しさに目覚めてきたよ的なブログである


現在 体重62kg前後、サブ3.5ランナー、ART 121km 2年連続完走、UTMF 100マイラー挑戦中(UTMB参加資格保有)


目標は 市民ランナーのグランドスラム!(フルサブ3!ウルトラサブ10!富士登山競走完走!)UTMB & 橘湾岸320km完走!


三重苦おっさんと姉妹の奮闘記を是非ご覧あれ

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コロナ渦の影響でマラソン大会が軒並み中止され今シーズンの別大でのサブスリーへの挑戦は断念せざるを得ないかと諦めかけていたのだが


ふとあることに気がついてしまった


トレミでガチでフルマラソン走ったらサブスリー出来るんじゃね?


前回記事と重複するのだが、猛暑でアップダウンもあるロードならば厳しいが、ここは室内で無風、適温、超フラット、着地衝撃が軽い足に優しいゴム床、機械が一定のペースを刻んでくれると好条件が整いまくっている(ジムトレミならではの不安要素もあるがそれは後述する)


景色が変わらないという精神修行に耐えれるメンタルさえ備わっていれば可能なのでは?と


そもそも当方は走り始め(減量し始め)がトレッドミルで、今もロードよりトレミの方が走る機会も多く距離も長いので、必然的にタイムもロードよりトレミの方が圧倒的に良い(練習では調子いいが実戦では役に立たないブルペンエースみたいなものである)


実際に5kmや10kmの記録を見てもロードとトレミを比べると別人のようにタイムに開きが出る


ちなみにロードで5kmのタイムトライアルはしたことがないので、実際どのくらいのスピードで走れるのかは未知数なのだが、今年2月の長与町ロードレース10km(こんな急登がある鬼レース)


での途中経過を見ると5km地点を19分10秒で通過してるのでそれがPBだ


これをジャックダニエル氏が提唱する最大酸素摂取量(VO2 max)から算出した計算式でフルマラソンの予想タイムを弾き出してみると、、、


3時間3分39秒 


惜しい!サブスリーまでもう一息というところだ(実際 5kmとフルは別物だし、フルにはスピード持久力が必要なので実際のタイムはこれに劣るのは承知している。あくまで目安だ)



一方トレミはというと17分56秒が PBだ


同じくこちらもダニエル氏によると


2時間51分43秒


かなり余裕を持ってサブスリーをクリア出来ている


今シーズンは残念ながらコロナ禍でマラソン大会でサブスリーに挑戦するのは無理そうだし、例えトレミでもフルマラソンの距離を3時間以内に走れたという実績にはなるし、先日ハーフの90分切りもかなり余裕を持って達成出来ているので、チャレンジしてみる価値はありそうだ


というわけで盛大に開催


第1回トレッドミル杯  うん国際マラソン


招待選手 セラパパ


参加者 総勢1名


レース前の下準備として前日は疲労抜きのため筋トレと3kmちょい刺激入れランをして、晩ご飯は炭水化物を中心にカーボイン


当日は遅い朝食からスタートまで4時間以上空けてお腹の調子を整え


脇ずれ、股ずれ、乳首ずれに備えてワセリン塗布


勝負シューズのヴェイパーフライネクストに、


精密な距離を算出するためにフットポッドを装着


補給にはリオ五輪10,000m金メダリストのモハメドファラー選手などのトップアスリートも愛用するモルテンドリンクとジェルに


スポーツようかんを持ち込んで


まさに本番のレースさながらだ(トレミランなのに)


ちなみにトレイルレースではノボリアルク派で関門ファイターとして名を馳せる当方が何故に分不相応にもサブスリーを目指し始めたのか‥‥


そのきっかけはというと


ART2019の記事に出てきた大阪国際女子ランナーの美ジョガー秘密ちゃん(フルマラソンPB 3時間1分)とのやりとりからだ


こちらは秘密ちゃんのトレランデビューからその後のトレイルレースでのエピソードを載せた記事を読んだ感想なのだが、





んん?なんか引っかかったな








ふ、ふーん そうですか‥‥






そしてこれは秘密ちゃんの過去のマラソン大会での全記録をFBに載せていた(フル3時間一桁が当たり前レベル)のを見た感想なのだが、






んんんん?











ほっほーう なるほど




こんだけ豪語しときながら、もし当方が先にサブスリー達成したら、秘密ちゃんぎゃふんだな



上等、上等



いっちょ見返したろうやないかい!


と、これが発奮材料となったわけだ


さて、一応サブスリーを達成できなかったときの保険というか言い訳に上記のジムトレミならではの不安要素も述べておこう(←ダセェ!)


まずは感染防止の為のマスク着用だ。汗濡れしてくると言わずもがな苦しい


あとトレッドミルの機械が35分区切り(厳密には30分区切りの5分クールダウン)で一旦終了するので、すかさず再スタートしても繋ぎの部分でスピードが落ちるところだ(フルマラソン中に5回(10回)も繋ぎ作業がある)


つまりランナー心理としてはノッてるときに止まりたくないものだし、ペースのアップダウンがあると逆に疲れてしまうし、繋ぎの部分でスピードが落ちる分をリカバリーするために巡航速度を上げる必要があることだ


まあレースでも給水ポイントで若干スピードを落とすことを考えれば実戦形式なのかもしれない


それと最大の不安要素といえば、茂美の異名をとる当方ならではのトイレトラブルだが、う◯こは事前に根こそぎ追い出してスッキリしてからすぐにスタートした(トイレ後に自分のタイミングでスタートできる所もうん国際マラソンならではの利点かもしれない)


マシンの設定ペースは35分毎に止まる分のリカバリーを考えて少し早めのキロ4分08秒(14.5km/h)に設定


ターゲットタイムを2時間59分に定めて、スプリットタイムとにらめっこだ


走りだすと 流石は本番さながらに入念に準備した甲斐があった


キロ4分08秒(14.5km/h)ペースとは思えないほど身体も足もすこぶる軽い


GARMINさんいわく、当方の調子も今が滅多にないピーキングらしいので絶好調なのだろう(当然このピーキングに合わせてこのサブスリーチャレンジを決行したのだが)


序盤は呼吸も楽に足取りも軽く鼻唄混じりで順調に巡航できた


ここで前半のラップどーん!


9km地点で1回目のトレミの繋ぎ作業(一旦終了即再開)を行う


本当に調子が良かったので繋ぎ作業で巡航速度が落ちるのも考慮してキロ4〜キロ4分05秒(15.0〜14.7km/h)までペースを上げた


そして繋ぎ作業が終わったタイミングでスポーツようかんを頬張り、モルテンドリンクを一口飲む


フルマラソンの途中に35分毎、各4回の繋ぎ作業後(本来5回だが最後の作業後にすぐゴール予定なので5回目の補給は不必要と判断)にそれぞれスポーツようかん2本とモルテンジェル2本を1本ずつ補給すると決めていて それも上手くハマった


お陰で2回目17km、3回目26kmの繋ぎ作業も上手くいったのでロスタイムも最小限で収まっている(3回目の繋ぎ作業前の5分間のクールダウンのタイミングをうっかりしていてスピードダウンするハプニングはあったが)


30km(2時間03分52秒で通過)までは絶好調!怖いくらい順調に来ていた当方だったが、30kmの壁だろうか 流石にそれ以降は疲れの色が見え始めてきた


しかしそれまでに充分貯金を作れたので意図的にペースを下げて対応した


36kmで4回目の繋ぎ作業を終え 最後のモルテンジェルを補給して、あとはキロ4分半ペースで我慢の走りを続けた


そしてかなり疲労困憊気味の終盤40km地点では あと残り2.195kmをキロ5でもサブスリーが確定し ウィニングランかと思いきや、そうは問屋が卸さなかった


神の悪戯か、最後の試練か、うん国際マラソンというネーミングが祟ったのか


こんな土壇場でスタート前に全て追い出したはずの猛烈な便意(OPP)が襲ってきた


まさにハワイ島ノースショアのパイプラインの如くビッグウェーブである


しかもトイレは階段を上がった先のロッカーにしか無く、今トイレに駆け込めば数分で戻ることは不可能 = サブスリーを諦めなければいけない


なんで最後の最後で!気分良くウィニングランさせてくれよ!


このままではう◯こ臭いマラソンという大会名そのまんまな状況になってしまう


それだけは断固として避けたい


みんな!あと10分だけオラにケツ筋を分けてくれ!と、某孫悟空のような事を念じた


疲労困憊でヘロヘロにキテル足とビッグウェーブに晒されて決壊寸前の黄門様という波状攻撃を受けペースはガタ落ちになり、一気にキロ5辺りまで沈んだ


まさにサブスリーを諦めて即トイレに走り人としての尊厳を守るか、黄門様が決壊して尊厳を失ってでもサブスリーを掴み取るかという、究極の選択をこんな最後の大詰めで強いられることになった


普通ならZARDの負けないでが脳内再生されるはずの感動的シーンだが


当方の脳内ではカレー味のう◯こかう◯こ味のカレーかというしょうもない究極の選択が頭の中でぐるぐるしていた


悩みに悩んだ結果、当方は色々捨ててでもサブスリーを掴み取る方を選んだ


フルマラソン42.195kmプラス、都市型マラソンでのレース本番の仮想スタート地点までの助走距離100mを合わせた42.3kmで時計を止めて、すかさずトイレに駆け込んだ


正〜直、黄門様ほんのすこ〜しだけ決壊したがピッタリフィットしたランスパッツが漏らさずしっかりガードしてくれたので誰にもバレずトイレに駆け込み人としての尊厳は保たれた。って、ここでバラしてる時点で失われてるんじゃないのか尊厳!?


結果どーん!


後半のラップどーん!


ペースと心拍数どーん!(途中35分毎に5回ペースが落ちているのはトレミの繋ぎ作業のためだが、心拍数は見ての通りレッドゾーンで上がったままなので、繋ぎ作業中も一時停止せずちゃんとGARMINを作動させ続けた証明になるのではないだろうか)


ピッチと心拍ゾーンどーん!


「やった…」


トイレの便座に腰掛けながら、初サブスリー達成の喜びを噛み締めた


フルマラソンだがハーフのPBも同時更新していた


コツコツと月間走行距離だけは踏んできたのは無駄じゃなかったようだ


そもそも秘密ちゃんの強気発言で当方の負けず嫌いに火がつかなければ現状維持で満足していたはずなので、サブスリーを目指すきっかけをくれた秘密ちゃんには勝手ながらとても感謝している


だが、今回もロードのマラソン大会で出した記録ではないので、


非常に勿体ないが


GARMINの自己ベストからは削除した


自己ベストには残らなかったが、例えトレッドミルであれパンツにう◯こ挟みながらであれフルマラソンの距離を3時間以内に走り切ったという実績には変わりはないので、今回は自分で自分を褒めたいと思う(某女子マラソンメダリスト風に)


ちなみに、明後日は公認されれば日本一過酷なマイコースフルマラソンの予定がまた入っているが 中1日で疲労が抜けるだろうか?不安しかない


まあとりあえずあれだ


秘密ちゃん‥‥


お先っ!


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体脂肪率はなんとか一桁台を継続中





ぐでにい氏に認識されても貼り続ける所存である


catch you later!



次回予告 ⁑日本一過酷なフルマラソン再び(9月10日 0:00 投稿予定)


今回も拙い超長文をご拝読頂き感謝する