十文字中華そばの御三家として、
と紹介してきましたが、いよいよ最後の一店舗。
一時閉店からの復活を遂げた丸竹食堂。
ちょこちょこ行ってたので、まとめて紹介。
詳しい事情は分かりませんが、このお店は店主の体調不良との事で暫く店を閉めていました。
噂程度の話では「もう復活はないだろう」と聞いていたので、仕事で店の前を通る度に「もう食べられないんだろうな…」と思っていました。
ある時からテーブルや椅子が外に出されて、何やら業者が出入りしているのを見て、これは復活なのか?それとも店舗から住宅へのリフォームなのか?と悶々としてた自分。
それからSNSで復活の報を聞き、実際にこうして「営業中」の札を見ると非常に感慨深いです…。
値段も相変わらず安いです。
一般的なラーメン店と比べても、また御三家の中でも価格は安いです。
中華そばはワンコインとリーズナブル。
通年で冷がけを提供しているのも個人的に嬉しい。
ザ・丸竹食堂の中華そば
このビジュアルをまた拝める日が来るとは…。
ありがたや、ありがたや。
御三家の中では具は全体的に小ぶりです。
個人的にはこの店は麺とスープが特に大事なので、その辺は特に気になりません。
食感は軽く、柔らか。
スープをぐいぐいと引っ張ってくれます。
油分はほとんど無く、醤油感も控えめ。
超あっさりだけど、乾物系の出汁感が豊かで物足りなさは皆無。
誇張なしで丼の底が見えます。
一般的なノスラーの醤油スープとはまた違い、ラーメンのスープというより、和食の吸い物に近い感もあります。
なので、飲んだあとや二日酔いの朝にこのスープは相当効くだろうなと毎回思います笑
そして別日。
温かいと煮干しの香りが立ち、冷やすと塩味がある分旨さを感じやすい気がします。
夏場はこのスープを水筒に入れて、飲み続けたいぐらいウマいです。
柔らかな食感から、歯ごたえが感じられる程度になり、十文字中華そばの弱点とも言うべき麺の伸びやすさが解決します。
そして、冷えていることもあり、かなりズバズバとイケるため大盛りでもペロリと食べられます(個人的感想)。
十文字中華そばの御三家を紹介しましたが、先に書いたとおり、個人的には丸竹食堂が一番好みです。
特徴を出しにくい十文字中華そばの中でも、独特の個性があるかと思います。
どの店が自分の舌に合うか、それぞれの美味しさを楽しんで欲しいですね。
最高に美味しかったです。
ごちそうさまでした。
追記
会計の時に厨房の様子が見え、オヤジさんが医療機器のようなものを背負い付けてた。
復活は嬉しいけど大丈夫か?と思ってしまう。。
それと同時に何か信念のようなものを感じてしまい、また食べに来たいと思った。