わたしはネットで、そして身近な人でも、それを見てきました。
ネットでも、かなりの財産を稼いでも、投資を続けて増やした財産の大半を失った人も見てきました。
もちろん、お金を増やすのもかなり難しいです。
しかし、もっと難しいのは勝ち続けることです。
投資では、純資産曲線という考え方があります。
投資やギャンブルは、勝つこともあれば負けることもあるので、勝ったり負けたりしながら資産を増やしていくことになります。
そして、その過程で、かならずドローダウン(負け続けて資産が減っていく時期のこと)が訪れます。
さらに悪いことに、ドローダウンで資金が減ると、張れる金額も減るので、ドローダウン前の水準まで戻すのに、それまでよりたくさん勝つ必要があります。
仮に、資金が半分になっていたら、今までの2倍勝たないと資金は元に戻らないということです。
ここに、資金を安定して増やし続ける難しさがあるということです。
ドローダウンを喰らったときに、それを脱して再び資産を増やし続けられるかどうかは、正しい手法を使っているかどうかにかかっています。
資金を大幅に増やしても、間違った手法を使っていたら、十中八九ドローダウン前の金額に戻せません。
そしてさらに始末の悪いことに、間違った手法であれば、ドローダウンの被害も大きくなる傾向があります。
ちなみに、間違った手法を使っていても、資金が大幅に増えることはあります。
パチスロでも、設定1でもまれに大爆発することもあるのと、ほぼ同じ話です。
最後に正しい手法であるかどうかは、本当はバックテストというのをするのですが、簡易な方法としては、3ヶ月間連続で勝ち続けられるかが、最低の基準になると思います。
経験上も、3ヶ月連続で勝ち続けられなかった手法は、最後まで使えた試しはありません。
資金の少ないうちは、結果よりも過程(つまり正しい手法をつかっているかどうか)を重視した方がいいという話の肝は、ここにあるということです。
ブログ村のバナーをクリックをして応援していただければ幸いです。