献立を確認していたセイは、ふとある単語に目を留めた。
――ケーキ――
クリスマスケーキ特集。
ショートケーキ。
ブッシュ・ド・ノエル。
そこで指が止まる。
……ケーキもあった方がいいだろうか。
少しだけ考える。
そして気付く。
考えている時点で、たぶん答えは出ている。
彼女が喜びそうだから。
ただ、それだけだ。
セイは小さく息を吐いた。
最近、自分はこういう理由で物事を決めることが増えた気がする。
だがそれを、なぜかセイは悪いことだとは思わなかった。
(第236話に続く)
献立を確認していたセイは、ふとある単語に目を留めた。
――ケーキ――
クリスマスケーキ特集。
ショートケーキ。
ブッシュ・ド・ノエル。
そこで指が止まる。
……ケーキもあった方がいいだろうか。
少しだけ考える。
そして気付く。
考えている時点で、たぶん答えは出ている。
彼女が喜びそうだから。
ただ、それだけだ。
セイは小さく息を吐いた。
最近、自分はこういう理由で物事を決めることが増えた気がする。
だがそれを、なぜかセイは悪いことだとは思わなかった。
(第236話に続く)