新人類のための新しい学習法に気づいてしまった話 | 世羅の気功と日常ブログ

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今日は昨日のグルコンの録画を見ていたのですが、ものすごく良い内容なのに、中身が全然頭に入らないのです。


というのも先生はかなりの早口なため、私の手の速さではメモが追いつかないうえ、たった数分の話でも情報量が多すぎるため、文字にしようとすると言葉を聞き逃してしまうからです。

 

そのうえ、話の内容そのものが抽象度が高いため、メモを取りながら理解するということがどうしても難しく感じていました。

 

そのため、以前は録画を再生しながら文書作成アプリで文字を手打ちしていたのですが、この方法だと何度も巻き戻す必要がありますし、何時間もの作業になるため、この作業を考えるだけでやる気が失せてしまい、復習なども全然できなくなってしまいました。

 

そこで最近はAI文字起こしツールを使って、ある程度は文字起こしを任せていたのですが、この方法だと誤変換だらけになりますし、修正も大変な作業になるため、結局その後の作業でも気力を失っていました。

 

しかも私は、話の内容を「自分で説明できるほどに落とし込みたいタイプ」なため、AIに要点だけをまとめてもらっても満足できませんし、会話の細かいニュアンスや因果関係まで自分の言葉で整理したいため、どうしても新しく学ぶ段階で挫折し続けていました。

 

ちなみにChatGPTには本来、動画を読み取って要約する機能がありますが、グルコンのような一時間以上の長い録画は、動画ファイルそのものが大きすぎるためアップロードの上限を超えてしまいますし、AIが処理できる文字数(トークン)の構造的な限界もあるため、全文の文字起こしは不可能です。

 

そのためどうしてもChatGPTでは「要約」になってしまい、私の勉強用途には合わないため、結果的に、外部ツールで文字起こし → 大量に修正 → 自分で噛み砕く、という果てしなく時間のかかる方法を続けるしかありませんでした。

 

そんな中、今回の録画を見ていたときに「分かりそうなのに言葉にならない」「イメージは頭にあるのに変換できない」という状態になりました。


そのため、このもどかしい気持ちを抱えたまま、どうしたらこれを言語化できるのかと考えていたところ、ふと、「私が聞き取れたところだけ、口で復唱しながらChatGPTに聞かせたらどうだろう」と思いつき、試しに録画を再生しながら、自分が理解した部分だけをスマホの音声入力で投入してみたのです。

 

すると、ChatGPTがその断片を拾って意味を補完し、文章の流れまで整えて、ちゃんとした文章にしてくれたのです。

 

私は必死に先生の言葉をスマホに向かって復唱するので精一杯だったため、誤入力や誤変換もそのまま送っていたのですが、
ChatGPTは理解できなかったところを補いながら、驚くほど分かりやすく文章にしてくれたのです。

 

そのため、この学び方が私にとって最も効率の良い復習方法なのではないかと、この瞬間に悟りました。

 

というのも私は、手書きやタイピングより「口でしゃべるほうが圧倒的に速い」うえに、話そうとする瞬間に脳が勝手に情報を整理し始める性質があるからです。


心理学でも“説明しようとする瞬間に理解が深まる”と言われていますが、私はまさにその典型で、読むより話すほうが頭が働くタイプですし、書くよりもしゃべったほうが理解に到達しやすいのです。

 

さらに、録画を見ながら「聞く・しゃべる・見る」が同時に動くため、視覚・聴覚・発声という複数ルートが自然と使われることで、定着率も高くなることに気づきました。

 

というのも、「読むだけ」「書くだけ」では入りにくかった抽象的な内容も、しゃべってアウトプットしながらAIに渡すことで、驚くほどスムーズに意味がつながっていくからです。

 

しかも、私が言葉にできなかった部分をChatGPTが補ってくれますし、うまく拾えなかった場所や言語化できなかったところも、AIが前後の文脈から推測して自然な文章に整えてくれるため、理解できなかった穴がどんどん埋まり、理解度も高まり、頭の中も整理できるようになりました。

 

そのためこの方法は、


「手が遅くて脳のスピードに追いつかない」


「文字を読んでも頭に入らない」


「抽象的な話が言語化できない」


そんなタイプの人にとっては、革命的な学び方になると思いました。

 

というのも、読むのが苦手でも、書くのが苦手でも、しゃべりながらAIに投げるだけで、自分の理解したい形に変換できるようになるからです。

 

私自身もこの方法を使ったことで、やっと自分に合った学習法を見つけた気がしましたし、もしかしたらこれこそが“新人類の学び方”なのかもしれないと思いました。

 

この方法は文字で覚えられる人や、書けば理解できる人には不要かもしれませんが、私のように「口に出すことで知識が定着するタイプ」にとっては、五感を複数使いながら学べるため、とても相性が良いと感じました。

 

それにAIを活用することで作業の負担も少なくなりますし、効率的に学習できると思いますので、今までの学習法で迷われている方は、一度この方法を試してみてほしいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。