今日はちょっと、人間関係と伝え方について書こうと思います。
というのも、最近になって「言い過ぎないほうがうまくいく」ということが、自分の体験と、認知科学気功で学んだホメオスタシスやコンフォートゾーンの理解の両方から、ようやく腑に落ちたからです。
というのも昔、コロナが流行り始めた時期のことなのですが、私は最初からワクチンを直感で「これは良くない」と分かっていましたし、親友も同じ考えだったため、ワクチンを打たないことを決めていました。
ですが、その考えを家族に伝えるのは別問題で、特に弟には心配で「絶対に打たないほうがいいよ。体に悪いんだから」と必死に伝えてしまっていたのです。
ただ、その“必死さ”が逆効果だったようで、弟の電話越しでの反応は「はいはい、わかったわかった、忙しいから切るね」という受け流すようなものでした。
でも今思えば、その裏には「姉ちゃん急にどうしたの?」「変な方向に行ってない?」という不安や戸惑いが混ざっていたのだとわかります。
身内だからこそ、余計に“変わって見えること”に不安や恐れを感じるのです。
人間にはホメオスタシスという“現状を保とうとする働き”があります。
それは、体温や血圧がいつもの状態に戻ろうとするのと同じように、心にも同じ力が働くというものです。
そのため、身近な人が自分の価値観から外れた行動を始めると、相手の中にある「いつものあなた」という基準が揺れます。
すると、止めたり反発したり、必要以上に心配したりといった反応が自然と起きてくるのです。
それは意地悪で言っているわけではなく、「今まで通りでいてほしい」という無意識の安心を守ろうとする働きからなのです。
この経験があったことで、私は“言い過ぎないこと”の大切さを深く理解しました。
ちなみに私は、黙っておくことや嘘をつくということが昔からできなくて、隠し事をしたくないという思いがどこかにあります。
自分のことを理解してほしいという気持ちもあるため、自分も納得できつつ、相手も安心できる言葉を選ぶようにしています。
そのため、気功を始めた時も弟にはさらっとしか言わず、「最近、気功を始めたんだよ。でも無理しない範囲だから安心してね」と伝えるだけにしておきました。
というのも、相手が理解できる世界の中に収まる形で伝えておけば、お互いのコンフォートゾーンを大きく揺らさずに済むからです。
YouTubeでヒーリング動画を始めた時も同じでした。
「ヒーリング動画を作り始めたんだよ」と事実だけをそっと伝えただけで、見てほしいとも言いませんでした。
ただ“始めた”という事実だけを伝えたのです。
これなら嘘にもならず、押し付けにもならず、私自身も安心できたからです。
ただ、何気なく伝えたあとに、相手が興味を持って聞いてきた時のために、“相手が安心できる説明”をひとつ用意しておくことが大事だと感じました。
たとえば、「更年期で体調が揺れやすいから、整えるために気功をやっているんだよ」と言うことで、相手は自分の理解できる範囲で受け取ってくれます。
こうして少しずつ、お互いの距離感を壊さずに関係を育てていく“伝え方のさじ加減”が、本当に大切なのだと最近あらためて感じました。
ちなみに、ここでよくありがちな副業の例を出してみます。
いきなり大きな副業を始めたとしても、家族や友人には説明しにくいことがありますよね。
近しい存在であればあるほど、「本気で副業をやるんだ! これで成功する!」と言われれば、家族は驚きますし、「大丈夫? お金かけすぎじゃない?」「そんなに頑張って平気?」と心配になります。
そこで最初の段階では、「前から興味があったことを、ちょっとだけ勉強してみてるんだ」とだけ伝えてみるのです。
この程度なら相手の世界に無理なく受け入れられますし、コンフォートゾーンも揺れません。
次の段階で「最近ちょっとだけ収入が増えてきたんだよね」と言えば、相手はより安心します。
さらに「なんだか楽しく続けられてるんだよね」と言われれば、「あ、これはこの人に合っているんだ」と自然に受け入れられます。
このように、相手のホメオスタシスを大きく揺らさず、相手が受け入れられる範囲で少しずつ認知を広げていくことで、コンフォートゾーンを壊さずにスムーズに新しい変化が馴染むのではないかと感じました。
私のこの小さな気づきが、誰かの心の負担を少しでも軽くするお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。