「脳は失敗のコレクション」という話から学んだこと | 世羅の気功と日常ブログ

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昨日は気功の講座のグループセッションに参加しました。

 

アファメーションのお話など、どれもとても学びが多かったのですが、特に心に残ったのが「脳は失敗のコレクション」という言葉でした。

 

私たちの脳は、過去の失敗や危険な体験を通して、「これはもう繰り返さないようにしよう」と学習して、自分を守ってきたのだとお話されていました。


高いところから落ちてけがをしたから、もう同じことはしないようにする——そんなふうに、経験から学んで私たちは身を守ってきたんですね。

 

そのお話を聞いて、つい思い出してしまうネガティブな記憶や、反射的に出てしまうネガティブな反応も、ただの否定すべきものとは思えなくなってきました。


むしろ、これまで自分が自分を守るために一生懸命働いてくれていた、大切な反応だったんだと感じました。

 

そして、そういう経験があるからこそ、同じようなことで悩んでいる人にアドバイスができたり、少しだけでも誰かの気持ちを守るお手伝いができるのかもしれないと思いました。


もちろん、ずっと頭の中で繰り返してしまうネガティブなセルフトークの中には、過去に誰かから言われた言葉が刷り込まれてしまっているだけのものもあります。


母親や先生などから言われた何気ない言葉で「自分はダメなんだ」と思い込んでしまい、それが繰り返されるうちに、自分自身にすり込んでしまったのかもしれません。

 

でもそれは、いつの間にか思い込まされてしまっただけのことです


だからこそ、そういったネガティブなセルフトークは、自分自身の言葉でポジティブに書き換えていくことができるし、そうすることで自分を再定義していけるのだと思います。

 

でも、「そんな言葉思い浮かばない」「どういう言葉ならいいの?」そう思う方もいると思います。

 

そんな時は、「自分はすごい!(Yes! I’m good!)」とシンプルに自分を称賛するだけでもいいと思います


シンプルな言葉だからこそ言いやすいですし、それを口癖にしていくだけで、ネガティブなセルフトークを考える時間が減って、自然とその感覚が定着していくからです

 

こうした小さな積み重ねが、自分の中にある思い込みや、過去に刷り込まれてしまった言葉を少しずつ書き換えていく力になるのだと思います。

 

私もこれからは、アファメーションを通して、そういった刷り込まれた言葉を少しずつ自分の言葉で書き換えていきたいと思います。


そして、できるだけ毎日、自分のための新しいアファメーションを作ることも意識して続けていきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。