・・・大した仕事をしているわけでもない私なので、このまま平凡に定年を迎えるのだと思っているが、今まで仕事上で何度か、周囲の目を気にせず、自分なりの行動を起こしたことはある.指示を受けてではなく、自分で判断しての行動なので、達成しても評価はされず、虚しい思い、腹立たしい思いをすることの方が多かった.・・・多大な努力も徒労でしかなかったと知った時、「なんなのかな?仕事人生・・・」と虚しさを覚えながらも、この曲を聴くと救われた気になった.

 

 

ところで、下記のような、「演歌第7世代」のネットニュースがあった.

 

 

・・・敗戦後の昭和20年代に活躍した春日八郎、三橋美智也、三波春夫らを「演歌第1世代」として、現在「演歌第7世代」まであるのだそうである(ちなみに「氷川きよし」は「第5世代」で 水森かおりちゃんと同じだそうだ).

文中に彼らが、演歌や歌謡曲の素晴らしさを知らしめることを使命としている、という言葉があり、志を一にする若い歌手の方々の結束は微笑ましく、頼もしく思った.まだまだ若く、志の大きさから、これからたくさんの活躍が期待できそうである.

 

 今回の記事もそうであるが、このような「演歌第7世代」の記事には その中に「氷川きよし」の名前があることが多い.これから大きな海を渡ろうとする若い人たちの、頭上に輝く星はやはり「このひと」であったような気がしてならない.たった一人で「荒野に向かう道」を進み、荒野を道にしてきた存在だと思う.

 

・・・「仕事」について 最近私は思う.評価されればうれしいが、そうでなくても、あとに続く人に影響を与え、その道標になっていることのほうが重要なのではないか、と.「いつの日か、誰かがこの道を」辿ってくれるかもしれないことを夢見ながら、今日も働いて、一日が終わる.