先々週?出身大学の同門会の支部会に参加した.
要するに 当地で勤務する卒業生による年一回の親睦会である.
支部会というと, 学年を問わないから 年齢はさまざま … 年配者が多いことを堅苦しく思い, 若い頃は忙しいこともあって 自分の学年限定でも参加する気は毛頭なかった.
しかし, 当地で10年以上 仕事をしていると,仕事で やりとりをする同門の方々も多く,一度出席してみなさまと顔を合わせておいたほうがよいことに気付いたのである. 会費は高いが 挨拶が一回で終わるのはいい!
仕事を終えて慌てて会場に向けて, 受付で会費の支払いへ … ところが, 財布の中に会費相当の現金がなかった!
受付におられたご年配の和装の女性が「あとでもよろしいですよ」と言ってくださったけど, 駅前だったので「ちょっとコンビニでおろしてきます」と走って, 戻って来た … 数か月ぶりの化粧も汗で流れてしまったのがわかる … 受付に佇む和装の女性とは雲泥の差ではないか … あの方は70才くらいかな?お茶やお花の先生?凛としていて, 着物の所作が美しい … 出席者の奥さまだろうか … ?などと考えながら あたふたと指定されたテーブルに着席.案の定, 私はこの年齢でありながら 最後方の席だった.
さて 会半ばで 出席者ひとりずつ近況報告のような時間があり, 先輩方のご挨拶をなんとなく聞いていた.… もちろん あの年齢になれば叙勲者も数人いたと思うが, そのような話題は出ず, 近況を自虐っぽいネタで笑わせて終わる.自分や家族の自慢は避けることが”マナー”であることを学んだ.
ところで, てっきりどなたかの奥方だと思っていた, 受付におられた和装の女性が前方のテーブルでマイクを手に立ち上がったのを見つけ, 先輩だったことを知る.
近況報告として, 「昨年ようやくリタイヤした」ことを述べられ,「この会も欠席しようと思ったが, 今回の当番幹事が同級生の〇〇君だったので, お手伝いしようと思って足を運んだ」と.「ずっと仕事と家庭だけの生活だったので, リタイヤのあと, なにか仕事の代わりに夢中になれるものを作らなければ, と, 探して, ハマったものが『きもの』」と.
… そうだったのか!と, 和装で臨んだ意図を知り, この暑い中で 涼しい顔をしておられたこ理由に触れた気がした.
そして, 現在は「『きもの』を『世界遺産』に, という活動を推進中である」と. … 「是非みなさま, ご協力ください. 一クリック投票をしてください」と, 話を終えられた.
本ブログでも, 昨年末博多のディナーショーでお知り合いになった K子さまの素敵な和装姿(ブログ1, ブログ2)を紹介してきましたが, 私自身 K子さまのお蔭で『きもの』の魅力を知った気がします.もちろん KIINA.さまの和装姿も素敵ですし, エンタメ界にも浸透, 最近は若い人や 海外にもファンは多く, 後世に残すべき価値を持つ『世界遺産』としての役割を充分に担っていますね.
… などと考えているうちに マイクが私の許へ.私の近況報告は もちろん KIINA.さまの”推し活”に年甲斐もなく 精を出しているということで 笑っていただきました!”推し活ネタ” こういう場でも重宝します!
しかし それだけではなく, 今回”推し”を持つことが重要と しみじみ教えられたのは, 『きもの』を”推す”ことに定めた先輩, 70歳代とは思えないほど 美しく, また生き生きと輝いておられたからです.「夢中になるものを探そう」とした姿勢も前向きで素晴らしく, いろいろと生き方の勉強をした同門会支部会でした.
たぶん↓のことだと思います
◆特定非営利活動法人NPO「きものを世界遺産にするための全国会議」
関連記事


