前回の続きでオスプレイをさらに深く
掘り下げて考えていきます

まずはオスプレイMV-22B は
簡単に言えばもともと、ヘリの技術
プロップ・ローターで実験が始まり
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これではダメと、ティルトローター式という技術が
研究開発されて作られました
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この実験の中で、垂直ホバーリング(要は浮くこと)
プロペラの水平方向へ傾けること(飛行モード切替)
これらが成功して、この技術の延長でオスプレイは
作られてます

その飛行モードの切り替えができるというのが
オスプレイ最大のメリットでありデメリットです

メリット
飛行モード切替でヘリにも航空機にもなる

垂直離陸が出来る

垂直離陸から飛行モード切替で航空機になる

飛行モードがヘリの場合は滑走路不要で
ヘリみたいな着陸が可能になる

(飛行モードが航空機モードならば、ヘリと違って
速度も出すことが可能、そして航続距離も伸びる)
修正、上記の航続距離については


ペイロード4,536kg、短距離離陸):950nmi(1,758km)以上
フェリー距離: 補助燃料タンク使用時 1,940nmi(3,593km)
補助タンク無しだと、1758km
補助タンクアリで3500km
ですので、1758kmは、CH53Eのヘリ1,833kmよりも
劣るのでメリットから除外します

大量の人員を24人(ヘリモード)では早く送れる
などですね

デメリット
肝心の飛行モードの切り替えの際の機体バランスが
決定的に悪い

操縦技術が特殊すぎてなおかつ、かなりの熟練度を求められる

求められる操縦技術過ぎるので、パイロットが制御できずに事故が多い

物資輸送としては、積載重量がヘリには劣るが9トンぐらいまでは積めるけど、これはあくまで
航空機モードで飛行場に離着陸する場合で
垂直離着陸だと制限がかかる
(最大積載量を積んだ場合は垂直離着陸できない)
(貨物を載せず24人が乗り組んだ場合はヘリコプターのように垂直離着陸が可能)

思い浮かぶのはとりあえず、このくらいかな

ここからは、個人見解も交えていいますけど
オスプレイのメリットな部分も分からないわけでないの
ですけど、オスプレイ一つにまとめれば、コンパクトになるのですが、それに乗じて、既存の方法よりも事故が
多いのが最大のデメリットなのかと思います

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このようにアメリカが運用を始めて数年において
750時間程度の運用で事故率が1000を超えてます
運用が始まって5年も経つのに、先日の事故ですよね
ですので、機体の特殊構造はメリットもデメリットも
上記に書きましたが、結果してデメリットが大きい
現在のところは欠陥機であると判断しました

アメリカの軍事概念として本来は、誰でも運転できる
という重大な概念があります。戦場では何があるか分からないので、パイロットが負傷しても代わりになる人が操縦を容易に出来るような、そういう概念が本来はあるはずなのですが
オスプレイはその概念から外れてるので、そもそも、なぜアメリカがこういう機体の導入を決めたのか
そこに一番の疑問が出てきます

オスプレイの大きいデメリットは、特殊構造においての制御が難しい、熟練パイロットですら事故を起こす、機体の致命的な欠陥に問題があると考えます

似たような構造の戦闘機があります
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ホーカー・シドレー ハリアー イギリス空軍で
良く使われる戦闘機です
これはジェット推進ですが、同じく垂直離着陸が
可能になってます
こちらも導入当時は事故が多かったですが
現在では事故はほとんど起きてません

この両者の差を見るに、ハリアーはジェット推進で
オスプレイはレシプロなので
根本的に機体の浮力がオスプレイではパワー不足で
足りないことが原因の根本になってると考えます
飛行モード切替時、プロペラがヘリモードの垂直から
航空機モードの水平になる際の浮力のことです

これについて、そもそも現状で改良や改善は
のぞめないと思います。そのまま我慢して使ってくれ
ってことなのだと思います

そこで、個人的な抜本的な改良を一言で言えば
プロペラはやめて、小型のジェット推進にしたら
どうでしょう?
ジェット推進にしたら、若干航続距離は短くなります
でも、飛行モードの切り替えにおいての余裕ができます
垂直離陸に関しても、積載量をあげることも可能です

アメリカにおいても構想があったと思いますが
アメリカでは無理だと思います
なぜなら、アメリカで小型のジェットエンジンの開発の
お金を出さないからです
アメリカの戦闘機はF22どまりで、それ以外は無人戦闘機しかないです。

ならば、アメリカでなく日本純正のオスプレイもどきを
一層の事作るほうが実は早いです
なぜと言われれば、F3心神という名前を聞いたことは
ありますよね。純国産戦闘機の開発中ですが、このF3心神のエンジンの売りは小型でパワーが出て燃費がいい。
そのエンジンを活用して作れないことが無いのです
ただ、アメリカが圧力かけてくると思いますけど
そうなれば、エンジン技術をどうせ、もともと無償提供するつもりだったのだから、提供したらいいのです

そっちのほうがすでに開発してるエンジンなので開発コストもかからない、機体自体はほとんどヘリが基本ベースなので、日本は簡単に作れる。まあ、アメリカが嫌いだけど、譲歩すれば、オスプレイ自体にこのエンジンを搭載すればいいってことになります

今回は政治的な話は抜きで機体だけの話に特化しました。個人的には危険なままの欠陥機を飛ばすこと自体が許せない。原発と一緒です、危険でも仕方ないから動かすっていう、そういう精神が嫌いです。
オスプレイも欠陥機だから仕方ないのでなく、もっと改善すべきなのだと思います

ハリアーも改善等でハリアー2が出来ましたからね
オスプレイ2も出来て、ある程度の運用でも
安全と言えるだけの機体になってほしいですね

gdgdでしたが、今回はここまでです
次は日本におけるオスプレイの運用とか
そっち系を書く気が出たら書きます