●チェンジが可能
・楽しむことが発想の豊かさにつながる
読者のみなさんは、楽しい遠足のおやつに何を考えましたでしょうか?金額の上限が設定された中であっても、あれこれ迷いながら、いろいろと選択してはパズルのように並べ替えて、なかなか決まらない時間を過ごしてしまったのではないでしょうか。ある意味、自分の空想ともいえる世界に入り込んでしまいますから、迷い考えることが実に楽しいことなのです。
しかしながら、様々な楽しいイベントや企画、あるいは例に挙げた遠足にしても、実際はそれを考えている時や、行く前(実施前)が一番楽しいと感じたりしたこと、皆さんもおありだろうと思います。楽しいことはあっという間に終わってしまった、というご経験が。正直筆者もまさにそのタイプだろうと思っています。。なんでしょうね、単細胞的な思考回路からなのか、迷走こそしませんが、空想的に現実とは全然関係の無いことを考えてみたり、良いことも悪いことも想像してみたりと・・・右脳思考なのか、はたまた一種の強迫観念が強いのか・・
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、つまりはです、自分がこれから何をしようか、何がいいのかな、といった考えを巡らすことが楽しめないと、も副業も成立し得ないのでは、と思うのです。
当たり前ですが、誰しも始める前から苦しい状況や、大変さばかりをイメージして、敢えてそれに向かっていこうなどとは考えないと思のです。
辛くて苦しいのは本業だけで結構、副業に関しては面白おかしく、そして楽しくやりたい!そのようなスタンスが望ましいとは思いますが、皆さんは如何でしょうか。
・気持ちにゆとりを
本業は辛くて苦しい、だからプラスαで臨んでみた副業までもが、自分に重くのしかかってくるとなれば、これはまさしく本末転倒というしかなくなってしまいます。
もちろん、おやりになる方の考え方がありますし、本業とのバランスもそれぞれ違ってくるのも当然、更には生活環境や持っている資源も全て違いますので、決してこうでなければいけない、などと言うつもりは毛頭ありませんし、また言えることでもありません。
ただ副業としてのそもそもの位置づけを考えれば、もし当初選んだタネの実りが芳しくなく、成長する前に枯れてしまいそうな場合であっても、用意さえあれば代わりのタネを直ぐに蒔けるということなのです。これも副業の大きなメリットの一つとして挙げられること、
すなわち「チェンジ」ができるのです。
そして仮にこのような別のタネを蒔くことになったとしても、落胆する必要はありません。何故なら、当初のタネを失ってしまったとしても、後遺症が残るようなリスクはそもそもそこには無いからです。よって、前項までお読み頂いて、書かれている内容を正しく理解され、そのような意識で副業に望んだ方であれば痛手は殆ど感じないはずなのです。
反対に、本書の教えを無視して、惜しみも無く高価な弾を仕込んで、その下手な鉄砲を撃ちまくったとしたら、誠に残念ですが「後悔先に立たず」、「ご愁傷様でした」ということになってしまいます。
ここでも念押ししておきたいと思いますが、「チェンジ」できるとは、単に下手な鉄砲を撃てるじゃないか、とは別物です。ここでいう「チェンジ」とは、吟味した上でのタネが、残念ながら成長できなかった時に取れる手段で、何も考えずに見えない敵を撃つような行動とは違いますので、混同されないように願います。
くれぐれも一攫千金など狙わずに、最悪は「チェンジ」が可能である、という思いを持っていれば精神的にも楽ですし、そしてその楽な気持ちがなければ、面白くもないわけですから。
お金を投じておきながら、リスクヘッジの心配をするようでは、副業を活かすも何も、やる意味がないということなのです。仮に、意味こそあったとしても、常にそれへの注意をする、神経を使う、気を張らなくてはいけない、そんな状態になったら、疲れるばかりです。
お金を使う(賭ける)世界に入ると、気持にゆとりがなくなっていることに気がつくはずです。
副業の最大のメリットは必要に応じて、「チェンジ」できることである。
つづく