王83~84プレイオフ:1stラウンド

 

相手は第1シードのレイカーズ(54勝28敗)

シーズン中の直接対決では一度も勝てませんでした(0勝5敗)。

 

キングスはシーズン終盤のスタメンそのままですが、レイカーズは、ジャマール・ウィルクスが胃腸の感染症に罹患して欠場。

そのため、パット・ライリーHCはシーズン中に一度も使用していないスタメンを組んできます。

 

マジック・ジョンソン

マイケル・クーパー

マイク・マギー

カート・ランビス

カリーム・アブドゥル‐ジャバー

 

●ゲーム1@ザ・フォーラム

 

レイカーズは、ラリー・ドリューにマギー、レジー・セウスにクーパー、エディ・ジョンソンにマジックというマッチアップを組んできました。

一方のキングスは、セウスをマジックにぶつけます。

 

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序盤、レイカーズはジャバー中心のオフェンスと強固なディフェンスで先行します。

一方のキングスは、得点シーンは地味ながらラリー・ミショウ(このQだけで6点)の活躍などもあり、あまり離されません。

Q終盤、レイカーズのプレイの精度が落ちたことに加え(ベンチプレイヤーが出てきたくらいから)、残り5秒ではマイク・ウッドソンのジャンパーも決まり、26対30とキングス4点ビハインドでこのQを終わります。

 

2Q、序盤はキングスが健闘しますが、スタメンが戻ると流れはレイカーズに。

マジックが起点となり、速攻も何本か決まり、レイカーズのリードは2桁に拡がりました(44対57)。

 

キングスはジョンソンが20点をあげましたが、それ以外の選手たちが冴えず。

レイカーズは、ジャバー13点、マジック11点&6アシストに加え、ジェームス・ウォージーも10点をあげています。

 

3Qは開始早々アクシデント発生。

ラサール・トンプソンからドリューへのパスをマギーがカットし、そのまま速攻に持ち込んでレイアップを決めるんですが、このときレフェリーのヒュー・ホリンズが邪魔になって、ドリューがマギーを追いかけられなかったんですね。

コットン・フィッシモンズHCはこれに怒り、ここで退場になってしまいます(!)

 

これが影響したかはわかりませんが、レイカーズはここからリードを更に広げます。

64対89とキングス大量ビハインドで最終Qヘ。

 

4Q序盤、レイカーズはラリー・スプリッグススウェン・ネイターを起用。

マジックやマギーはまだ出していましたが、余裕の采配に見えました。

 

キングスはここでドン・ブージが3Pを含む連続得点をあげて少し追い上げますが、ライリーはすぐにクーパー、ウォージーを戻し、ここで勝負あり。

キングスは105対116で敗れました。

 

レイカーズは、マジック26点&11アシスト&3スティール、ジャバー19点&7リバウンド&4ブロック、マギー14点、クーパー9点&7アシスト&2スティール&4ブロック。

ベンチからは、プレイオフ・デビューとなったウォージーが16点&3ブロック、ボブ・マッカドゥーが10点をあげています。

 

キングスは、ジョンソンが25点をあげましたが後半は存在感なし。

ドリューとセウスは、それぞれマギーとクーパーのディフェンスに苦戦しました(ドリューは11点&7アシスト、セウスは11点、FG3/12)。

 

ウッドソンも、13点をあげましたがFG4/16と壊滅的。

トンプソンは12点&7リバウンド&2ブロック、ブージは3P2本を含む10点でした。

 

●ゲーム2@ザ・フォーラム

 

この試合もキングスは前半で2桁ビハインド(41対56)。

後半追い上げますが、102対109で敗れ、0勝2敗となりました。

 

キングスは、トンプソンが23点&14リバウンド、ジョンソンが18点、マーク・オルバーディングが13点をマーク。

しかし、ドリュー4点、セウス10点&6アシスト&3スティールと肝心の二人がまたしても奮いませんでした。

 

ウッドソンは14点、ミショウは8点&7リバウンドをあげています。

 

レイカーズは、ジャバー26点&11リバウンド&6ブロック、マジック23点&11アシスト、ランビス13点&7リバウンド、マギー10点。

ウォージーは18点、マッカドゥーは11点&7リバウンド&2ブロックでした。

 

因みに、これがバイロン・スコットのプレイオフ・デビュー戦です(15分で2点)。

 

●ゲーム3@ケンパー・アリーナ

 

前半は、43対59とキングス16点ビハインド。

レイカーズがインサイドでも速攻でもキングスを圧倒しました。

キングスはジョンソンが0点に抑えられています。

 

3Q、キングスはセウスを起点として追い上げますが、レイカーズは崩れず、残り1分ほどでは66対84と最大18点差をつけられてしまいます。

ただ、そこからウッドソン、ミショウが連続で決め、更に残り3秒ではブージが3Pをヒット!

最後は少しだけ点差を詰めることが出来ました(72対84)。

 

4Q。キングスは、残り8分ほどで再び一桁にすると(79対87)、今度はここから粘りを見せます。

この時間帯もミショウの動きがよく、ジャバーへのブロックや、いいオフェンス・リバウンドもありました。

 

残り5分を切ったところから、キングスはミショウとセウスの活躍で88対93と追い上げるんですが、レイカーズはタイムアウトを挟んですぐに立て直してしまい、ここで勝負あり。

残り35秒でジョンソンがFTを決め、再び5点差としますが(102対107)、ちょっと遅かったです。

 

最終スコアは102対108。

キングスは0勝3敗でスウィープでの敗退となりました。

 

キングスは、セウスが22点&7アシストをあげましたが、ファウルトラブルもあってミニッツは27分ほど。

ウッドソン(22点&5アシスト)とミショウ(16点&10リバウンド&5ブロック)が目立ちました。

ブージの6点&5アシストも後半の粘りに貢献していたように思います。

 

ジョンソンはFG2/12で8点どまり。

ドリューとオルバーディングは機能せず、二人合わせて26分しかプレイしませんでした。

 

レイカーズは、ジャバー23点&4ブロック、マギー22点に加え、マジックが17点&10リバウンド&13アシストのトリプルダブル。

マッカドゥーは19点、ウォージーも16点&10リバウンドをあげています。

 

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ドリューはレイカーズのディフェンスに対して持ち味を出せず、3試合で平均5.7点・3.7アシストと大外れ。

セウスも苦しみました。

 

インサイドに関しては、レイカーズのフロントラインは、高さ、フィジカルの強さ、スピードがあるので、スピードのないオルバーディングよりも、運動能力が高く意外性のあるミショウの方がよかったんですかね。